太平洋戦争

半藤一利『遠い島 ガダルカナル』

 ガダルカナル攻防戦を、主として作戦面から検証している。

 レイテ島の戦いについて、戦闘そのものでなく、その背景をなすフィリピン人と日本軍の関係に焦点を当てている。

 太平洋戦争当時の日米の兵器の技術レベルや開発体制の問題について取材した書。

五味川純平『ガダルカナル』

 ガ島作戦の一部始終を記述している。
 朽ちていった命への愛惜と、その場限りの作戦で命を消耗させた指揮官・参謀への憤りに満ちている。

粟屋憲太郎『東京裁判への道(下)』

 上巻に引き続き、東京裁判における容疑者の選定、731部隊の免責、起訴対象者の選定等に関する事情を紹介している。

粟屋憲太郎『東京裁判への道(上)』

 機密解除された(と言っても今からすればずいぶん以前だが)東京裁判に関する国際検察局の史料から、裁判の準備から裁判過程を追った書。この巻では、国際検察局の設置に至る経緯から木戸幸一と田中隆吉の証言について、詳しく紹介している。

NHK取材班『日米開戦勝算なし』

 太平洋戦争当時の物資補給ライン(生産地から日本へ 日本から戦場へ)及び軍需物資の輸送の実態について、史料と聞き書き両方から迫った調査報告。

 帝国陸海軍の将官(一部は将校)の人物に関する対談。

山口紀美子『奪われた若い命』

 BC級戦犯として処刑された学生・木村久夫の生涯を描いた本。

加古陽治『真実の「わだつみ」』

 木村久夫と彼が残した数々の短歌及び二通の遺書について考察した書。

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