2020年2月アーカイブ

志垣民郎『内閣調査室秘録』

 内閣調査室(現・内閣情報調査室)の発足当初からその中枢で動いてきた人による回顧録と資料。

藤沢周平『春秋山伏記』

 江戸時代の出羽の山里で山伏の生活ぶりを描いた小説。

水木しげる『水木しげるの古代出雲』

 オオクニヌシによる国譲りの真相に迫ろうとした漫画。

村井章介『分裂から天下統一へ』

 対外関係を軸として戦国時代・江戸時代初期までを概観した書。

 「日本」人の忘却の早さには、恐れ入る。

 同調圧力について考察し、それをしなやかにかわす方法について述べた本。

原武史『<出雲>という思想』

 記紀に記載されている「国譲り」神話に関し、江戸時代以来、神道神学上どのように解釈されてきたかをあとづけている。

アレックス・カー『ニッポン景観論』

 列島の景観の貴重さを訴える本。
 景観に関する本なので、写真が多用されていて、じつにわかりやすい。

堤未果『日本が売られる』

 「規制緩和」の正体はなんだったのかを、詳細に明らかにした本。

阿部岳『ルポ沖縄 国家の暴力』

 沖縄県東村高江において、ヘリパッドがどのようにして建設されたかの記録。

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