日本共産党の最近の記事

久保護『「分派」と呼ばれた男』

 1970年代初頭における日本共産党内の党内闘争についてのメモ。

不破哲三『干渉と内通の記録(上)』

 ソ連崩壊後に公開された秘密文書に基づき、ソ連共産党が日本共産党に対しどのような破壊工作を行っていたかを明らかにしている。

袴田里見『昨日の同志 宮本顕治へ』

 共産党から除名された最高幹部が、洗いざらいをぶちまけた書。
 口述をライターがまとめたのかなと感じさせる部分もある。

大塚茂樹『「日本左翼史」に挑む』

 佐藤優・池上彰両氏の『日本左翼史』三部作(自分は未読)を批判的に読みつつ、独自の日本共産党史を描こうとしている。

鈴木元『志位委員長への手紙』

 古参党員による、共産党改革の提言。

伊藤淳『父・伊藤律』

 戦前・戦後の日本共産党幹部だった伊藤律氏の帰国前後について記している。

松竹伸幸『シン・日本共産党宣言』

 日本共産党の党運営に一石を投じようとする本。

木下ちがや他『日本共産党100年』

 経済学・政治学・かつての党員などによる日本共産党分析。
 ためにする攻撃書でなく、基本的には共産党が変わることによって、日本社会をよい方向に変えていく方法を模索する立場で書かれている。

中北浩爾『日本共産党』

 日本共産党の100年を政治学者が描いている。

長崎肇『原水協で何がおこったか』

 1984年、原水爆禁止世界大会の分裂とともに、日本原水協が、日本共産党の介入によって分裂した。
 運動に携わってきた人々にとっては、痛恨のできごとだったと想像する。

 この事件には余波があった。

筆坂秀世『日本共産党』

 ちょっとした件で党を離党した著者が、日本共産党の実態とあるべき姿について述べた書。

川上徹『査問』

 (革命)組織と個人の関係に関する衝撃的な事実が書かれている本。

不破哲三『私の戦後六十年』

 日本共産党幹部である著者が、回想を交えながら、戦前・戦後の日本の政治を批評した本。
 ときおり鼻につく紋切り型の語り口には違和感を禁じ得ませんが、

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