近世史

深沢七郎『笛吹川』

 戦国時代の石和周辺の村の一家に起きたできごとを淡々と描いた小説。

渡辺武『戦国のゲルニカ』

 「大坂夏の陣図屏風」を絵解きした本。

栗田良助『悪惣』

 武州世直し一揆を、指導者の一人とされる下成木村惣五郎を中心に描いた小説。

佐藤健一『和算家の旅日記』

 江戸時代における数学の発達や普及がどのように行われたかを簡略に述べた書。
 類書を見ないので、興味深く読んだ。

佐藤健一『真説 甲州一揆』

 郡内騒動の概略と、その頭取だった犬目村兵助の逃亡の顛末をまとめた書。郡内騒動を歴史的に位置づけようとした書ではない。

大江志乃夫『木戸孝允』

 倒幕までの木戸孝允(つまり桂小五郎)の思想的転回を分析した書。

田中彰『吉田松陰』

 吉田松陰がどのように描かれてきたかを検証した本。
 松陰の伝記ではない。

奈良本辰也『高杉晋作』

 高杉晋作の評伝。

奈良本辰也『吉田松陰』

 明治維新ひいては近代「日本」を準備したのが吉田松陰であるならば、彼は福沢諭吉と並ぶ、とてつもなく巨大な思想家だったことになる。
 はたしてそうなのか。
 松下村塾は、世界遺産に値する学びの場だったのか。

木下達文『木食白道』

 微笑する荒彫りの仏像の作者といえば円空を想起するが、甲州に木喰行道とその弟子の木食白道がいる。
 本書は、史料の少ない白道の評伝である。

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