2009年2月アーカイブ

北山茂夫『女帝と道鏡』

 ずっと以前に、中公新書版(1969)を読んだ記憶があるので、再読。
 初めて読んだときにはさほど感じなかった、歴史叙述に対する著者の野心を心地よく楽しみながら読むことができた。

村井吉敬『エビと日本人2』

 『エビと日本人』の続編。

小泉袈裟勝『八ヶ岳の三万年』

 北八ヶ岳・麦草峠周辺にある、黒曜石の原石や石片探索記。
 もっとも、どこの踏みあとをどう入るという記述を読んでも、具体的には全くわからない。

 ちょうど10年前の渓だより

高橋克徳ほか『不機嫌な職場』

 この本を読んでいて、職場の「不機嫌化」について思い当たる人は多いと思う。

及川和男『村長ありき』

 旧沢内村(現西和賀町)の深沢元村長の評伝。
 深沢氏の人となりについては、『沢内村奮戦記』にも紹介されているが、伝記的にその生涯を追った本は、本書だけである。


 当事者が書いた『人質』とは異なる角度から「イラク「人質」事件について考える本。