2015年7月アーカイブ

沖浦和光『幻の漂泊民・サンカ』

 文献史料とフィールドワークの両面からサンカの歴史的位置について考察した書。
 三角寛のサンカ「研究」をていねいに論破している。

 著者による金沢・大和紀行。

五木寛之『風の王国』

 大血川は、魚は多い割にスレていて、なかなか釣れないが、通い慣れた川だ。
 主人公が、大血川の崖下で生まれたことになっているから、この小説を読んでちょっと驚いた。

五木寛之『蓮如』

 蓮如の生涯と思想をコンパクトにまとめた本だが、著者自身は伝記というほどの著作ではないと断っている。

五木寛之『博多・沖縄への旅』

 著者による博多・沖縄紀行。

青木理『日本の公安警察』

 「日本」の公安警察の実態と歴史を概観した書。

魚住昭『官僚とメディア』

 政治家の劣化がるる指摘されるが、劣化の度合いがより深刻なのは、マスコミである。