いい本ですが、タイトルが長すぎ。
財界人の戦争体験記かと思いきや、そういう記述もありますが、メインは日本経済のあるべき姿についての問題提起です。
続きを読む: 品川正治『戦争のほんとうの恐さを知る財界人の直言』
いい本ですが、タイトルが長すぎ。
財界人の戦争体験記かと思いきや、そういう記述もありますが、メインは日本経済のあるべき姿についての問題提起です。
スローライフは、社会の永続可能性を一義的に考える暮らし方と考えています。
それがよいことかよくないことかは、私にとっては自明のことです。
1938年に創刊されて以来、読書家に対し、岩波新書がどのようなメッセージを発信し続けてきたかを分析した本。
静岡県龍山村(現在浜松市と合併)森林組合が、林業とともに村を立て直していった記録。
本が書かれたのが1970年代末なのですが、2006年現在も活発な事業展開をしているようです。
『回想の秩父多摩』の補遺的な本。
主な内容は、南アルプスでのカモシカ登山の記録と群馬県の低山歩きの記録、そして山登りについての考察です。
奥秩父の渓流の在りし日について記載した、貴重な書。
原全教氏の『奥秩父』(正続)は、昭和10年代の奥秩父の沢について詳細に記していますが、昭和30年代についての記載は、本書がもっとも詳しいでしょう。
マタギや山小屋オーナーなど、山で暮らす人々からの聞き書き。
こういう本を何冊か読んできましたが、本書について言えば、読後感は今ひとつ。
教育は子ども自身のために行われるという理念がある程度有効だったのは、1980年代まででした。
1990年代以降、教育は国家のために行われるということが一層鮮明になり、子どもは国家の道具に過ぎないという思想が、堂々とまかり通るようになってきました。