2007年11月アーカイブ

木村迪夫『百姓がまん記』

 百姓とはほんらい、たくさんの職業という意味なんだろうが、今の日本では農業者という意味で使われている。

太田巌『秩父往還』

 武州大宮郷から雁坂峠を越えて甲州に至る道が秩父往還である。
 秩父往還にまつわる歴史をエッセイ風に記した本。

阿部真大『搾取される若者たち』

 労働が流動化させられ始めてから10年ほどになる。
 コスト主義は、合理性という美名のもとで、あたかも自明の真理のような顔をするに至った。