帝国海軍の井上成美大将のインタビュー本と思ったが、井上氏へのインタビューは本書のごく一部だ。
続きを読む: 新名丈夫『沈黙の提督井上成美 真実を語る』
2017年3月アーカイブ
海軍特攻の一環だった回天作戦担当将校による作戦の全体像。
著者は、作戦自体に対しては否定的であると同時に、作戦をより効果的たらしめるという観点から、軍令部の考え方には批判的である。
なお著者は、海軍反省会でも、軍令部の責任を追及する立場から発言している。
続きを読む: 鳥巣建之助『人間魚雷』
太平洋戦争の際に連合艦隊の先任参謀として作戦を担当した黒島亀人を描いた小説。
さほど綿密に調査・取材したようでなく、主観的な修飾文が多いので、どこまでが事実なのか、よくわからない。
続きを読む: 小林久三『光と影』
『日本海軍400時間の証言』で語られた内容に関する鼎談。
続きを読む: 澤地久枝・半藤一利・戸高一成『日本海軍はなぜ過ったか』
ロッキード事件前後に作成されたアメリカの公文書が公開されたことにより、新たにわかったことをまとめた本。
続きを読む: 奥山俊宏『秘密解除 ロッキード事件』