1960年代の最近の記事

川上徹『戦後左翼たちの誕生と衰亡』

 戦後に左翼運動を闘った人々からの聞き取り。対象者は、1960年代に運動に関わった人々である。

肥田毅『彼は早稲田で死んだ』

 1972年11月8日に早稲田大学文学部キャンパスで、一文の学生川口大三郎さんが革マル派学生により虐殺された。
 著者は、革マル派自治会リコール後に一文自治会の委員長となり、早稲田に自由と自治を取り戻す運動を担われた。

小林哲夫『高校紛争』

 著者の略歴を拝見して、他人ごと的な記述の本なのかもしれないと危惧していたが、そうではなく、丹念に史実を追ってよく考えられた好著だった。

月別 アーカイブ