2009年7月アーカイブ

義江彰夫『神仏習合』

 列島の民の心の歴史を明らかにする試み。
 史実と論理によって、平安〜鎌倉期の神仏習合の実態と意味を説き明かしている。

 正しい歩き方の指南書。
 歩き方といっても、山歩きの歩き方ではなく、平地での歩き方について解説している。

不破哲三『マルクスは生きている』

 カール=マルクスの思想が今なお有効であると主張している書。

宮本常一『ふるさとの生活』

 ここに記されている高度経済成長以前の日本列島の生活は、基本的に江戸時代後半以来の生活を継承していたと思われる。
 本書は子ども向けに書かれているようだが、列島における行事や暮らし方の由来や意味について、わかりやすく解説している。