戦後史

半藤一利『日本国憲法の二〇〇日』

 敗戦から日本国憲法が国会で可決されるまでの経緯を史実に基づいて描いた本。

 ロッキード事件前後に作成されたアメリカの公文書が公開されたことにより、新たにわかったことをまとめた本。

 「基地」と原発は次元が異なる。
 本書のテーマとしては、「基地」と「憲法」だと思う。

佐高信『孤高を恐れず』

 1950年代の政治家としての石橋湛山の言行を論評した書。

 階級闘争史観は、基本的対立関係を基軸に据えて歴史・社会を見る。

 実存主義的歴史観では、自分にとって時代とはなんだったのかを基軸に歴史・社会を切り取る。

 例えば普天間基地が今、置かれている現状に、自分はどう関わろうとするのか、というふうに。

松本善明『謀略』

 著者は、松川事件弁護団の一員だった弁護士である。

 戦後の歴史上の事件をルポ風にふりかえった本。

 政治や経済の歴史でなく、ワイドショー的な意味での事件史でもなく、時代を象徴する事件の周辺を検証している。

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