2019年7月アーカイブ

呉座勇一『応仁の乱』

 いずれも興福寺別当を務めた教覚・尋尊という二人の僧の視点から応仁の乱を描いた本。

山田邦明『関東戦国全史』

 享徳の乱から関ヶ原まで、約150年間の関東の戦乱史。

幕連『官邸ポリス』

 現総理大臣を支える裏組織の活動を描いた小説。

 タイトルにあるテーマに迫ろうとする研究者へのインタビューを通して、問題点を解きほぐそうと試みた書。

半藤一利・佐藤優『21世紀の戦争論』

 戦争論の大家と知的エリートの対談。

坂野潤治『明治デモクラシー』

 民権運動初期から明治後期に至る期間における、デモクラシー派の論的系譜をたどっている。

吉村昭『ニコライ遭難』

 大津事件の顛末についての小説。ほぼノンフィクションに近い。

小倉美恵子『オオカミの護符』

 秩父地方では神の御眷属とされている狼信仰の周辺を探った本。