2021年8月アーカイブ

家永三郎『革命思想の先駆者』

 植木枝盛の伝記と思想。再読。
 植木を世に出した著作という。

岡裕人『忘却に抵抗するドイツ』

 歴史的な記憶の文化はどのようにすれば実現されるか。
 ドイツで行われている広義の歴史教育を紹介している。

中本崇智『板垣退助』

 板垣退助の評伝。

後藤靖『自由民権』

 自由民権運動を近代史の中に位置づけようとした概説。
 1970年代初頭の本だが、このころの研究状況がうかがえる。

高橋敏『清水次郎長』

 清水次郎長こと山本長五郎の一代記。

 原子力研究をめぐる倫理的な問題に関する考察。再読。

小松真一『虜人日記』

 軍属としてフィリピン・ネグロス島に従軍し、戦闘(逃亡)に参加し、投降後、捕虜生活を送られた著者による記録。

長谷川昇『博徒と自由民権』

 名古屋事件参加者のプロフィールを徹底的に調べた書。再読。

松沢裕作『生きづらい明治社会』

 「通俗道徳」の呪縛により、列島民にとって明治がより酷薄な時代になったと述べている。

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