東洋史

愛新覚羅浩『流転の王妃の昭和史』

 愛新覚羅溥傑妃の自伝。
 著者は王妃じゃないので、このタイトルはどうかとは思う。

 晩年の張学良へのインタビューを中心に構成された書。

和田春樹『北朝鮮現代史』

 抗日戦争樹以来の北朝鮮の歴史を概観した書。

 北朝鮮指導部の内情や路線について事実に基づいて詳細に分析されており、わかりやすい。

文京洙『韓国現代史』

 戦後から廬武鉉(ノムヒョン)政権までの韓国政治・経済を概観した書。

『物語朝鮮王国の滅亡』

 朝鮮王国(末期には大韓帝国)は1910年に、大日本帝国によって滅亡に追い込まれる。

 それが「日本」による「加害」の歴史だということは事実なのだが、朝鮮の歴史は、「加害と抵抗」だけではないことを叙述した本。

井上清『新版「尖閣」列島』

 いわゆる尖閣諸島の領有権をめぐる歴史学的考察。

 結論として著者は、尖閣諸島は中国領だと述べている。

松本一男『張学良』

 張学良の伝記小説。

彭徳懐『彭徳懐自述』

 文化大革命の渦中にあって、毛沢東らによって粛清された中国人民解放軍の指導者、彭徳懐の自伝。
 自伝として発表するために書かれたものではなく、査問を受けるにあたって、彼が提出させられた、経歴書である。

ユン・チアン『マオ』(上下)

 毛沢東の伝記。
 上下で1100ページを超える大著であり、脚注や参考文献は本には収録されておらず、出版社のサイトからダウンロードできるようになっている。

高文謙『周恩来秘録』(上下)

 文化大革命の開始からその死に至るまでの周恩来の評伝。
 個々の事実に関する著者なりの見解が散りばめられてはいるが、上下あわせて700ページに及ぶ大著に記されている事実には、出典があげられている。

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