2020年7月アーカイブ

 近代「日本」のメディアの歩みを検証し、問題点を指摘している対談。

富田武『シベリア抑留』

 シベリア抑留とはなんだったのかを、深く掘り下げた本。

秋嶋亮『略奪者のロジック 超集編』

 グローバル経済の正体を、切れ味よい言葉でわかりやすく明らかにしている。

金成隆一『ルポ・トランプ王国』

 アメリカ大統領にトランプが当選したとき、どのような人々がどんな理由で彼を支持したのか、聞き取りによって掘り下げている。

青木冨貴子『731』

 石井四郎を始め、731部隊の指導者がどのようにして免罪されたかを、膨大なアメリカの公文書と聞き取りによって明らかにした書。

 「満州国」執政・愛新覚羅溥儀の通訳を務めた林出賢次郎氏が残した溥儀と関東軍要人らとの会見記録をもとに、「満州国」の実態に迫っている。

毛利敏彦『大久保利通』

 大久保利通の評伝。

落合延孝『八州廻りと博徒』

 江戸時代末期の関東在村における風俗取締の実態を詳述した書。