2023年7月アーカイブ

神立尚紀『カミカゼの幽霊』

 『桜花―極限の特攻機』を読んだ記憶があるのだが、読書ノートにない。
 やっぱりちゃんと書いておかなくてはだめだな。

張承志『紅衛兵の時代』

 文化大革命とは、醜悪な権力闘争以外の何ものでもなかったのだが、その一環として飛び跳ねたのが、紅衛兵と自称する学生たちだった。
 1960年代末における世界の学生運動について、全面否定する気は毛頭ない。

 息子さんをフィンランドと日本の学校に入れた母親による、両国の教育事情。

内田満『一揆の作法と竹槍席旗』

 幕末から明治期にかけての、主として埼玉県域の民衆運動に関する論文集。
 特に興味を惹かれたのは、幕末における民衆運動の論理の展開に関する部分と、秩父事件に関する部分だった。

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