2013年1月アーカイブ

タカキビバーグ

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タカキビバーグ


 屋根塗り屋さんにトタン屋根を塗ってもらった。
 トタン屋根は、数年に一度ペンキを塗らないと劣化してしまうのである。

 近所は大概、トタン屋根で、誰も自分で屋根塗りをするのだが、時間的余裕がないのと、屋根を歩きまわる自信がないという理由で、うちは業者さんにやってもらっている。

 これで数年間は、屋根の心配をしなくてもよくなった。

 写真は、タカキビ入りのハンバーグ。
 タカキビは、食感が挽き肉に似ているので、挽き肉とタカキビを混ぜても、違和感がほとんどない。
 雑穀レシピによく出てくるメニューである。

薬師堂

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薬師堂の山門
同じく堂宇
獅子
薬師堂の献額

薬師堂の仁王像
左に同じ


 読書ノートに、『身土不二の探究』を追加。

 山日記に、四阿屋山山行記を追加。

 四阿屋山から下山したのち、今さらながらだが、薄の薬師堂を見た。
 説明板どおり、室町時代の建築かどうかはわからないが、重厚な建造物であり、町にとって最も重要な史跡であることは確かだと思う。

コナラの玉切り

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ロウバイ咲く
稲穂山古墳


 相変わらず、季節風が強く、山鳴りが聞こえる。

 久しぶりに山仕事ボランティアで朝から、働いた。

 皆野町のムクゲ自然公園内にある稲穂山古墳で、間伐したコナラの玉切りをほぼ終日。

 この公園は、蓑山の一角にある。
 公園ができる前、毎日のように蓑山を徘徊していたころに、この古墳はまだ、発見されてもいなかったようだ。
 当時は、蓑山山麓にある大塚古墳が秩父地方最大だと言われていたが、稲穂山古墳は、大塚古墳より一回り大きい。

 大塚古墳は荒川の河岸段丘上に築かれた群集墳の一つだと言われているが、稲穂山古墳の周辺には、古墳らしき墳丘は見られない。
 秩父地方の古墳は群集墳として築かれたものだというのが一般的な理解だから、稲穂山古墳は、一般的な秩父の古墳とは性格が異なると思われる。

 秩父地方の群集墳の多くは、墳丘の下部に緑泥片岩で横穴式石室を構えているのだが、稲穂山古墳は墳丘の頂部に竪穴式の石室らしきものがある。
 その点も、他の古墳とは全く異なっている。

 秩父地方の古代史にとって、とても重要な遺跡であり、ていねいに調査してほしい。

 山仕事が一段落したのち、日没まで各種秋作の片づけ。
 ゴボウの掘り取り。ゴボウはこれで終了。

キビの処理

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脱穀したキビ
精白したキビ


 終日、薪作りと農作業。
 薪割りは、枝の付け根の難物にとりかかった。

 タカキビとキビの脱ぷ。
 使える唐箕がないので、冷たい季節風を使って、ゴミを飛ばした。
 写真は、脱穀した状態と籾すり(精白)した状態のキビ。

 畑に行って、落ち葉堆肥の第二回切り返し。
 降雪などのため、二週間明けてしまったが、二回目なので特に問題なし。

 年内に掘り尽くせなかった自然薯掘り。

 重労働を二つ片付けたら、日が暮れた。

 夕方から急激に気温が下がりだして、風花まで飛び始めた。

赤岩峠山行記

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朝の赤岩岳
雪に埋もれる鉱山住宅
小尾根もラッセル
赤岩峠直下の急登


 昨夜も雪予報だったが、降らなかった。
 昼間も暖かかったので、雪が少なくなってきた。

 週末から冬型がぶり返すが、寒くても降りさえしなければ、ずいぶん助かる。

 読書ノートに、『新釈遠野物語』『スローフードな人生!』を追加。
 山日記に、赤岩峠山行記を追加。

小雨

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赤岩峠


 大雪予報だったが、小雨が申し訳程度にしか降らなかったので、助かった。
 今日一日で、路面の雪がかなり溶けた。

 写真は、赤岩峠あたりの岩尾根。
 天気がよくても、雪を掘らないと手がかり・足がかりが出てこないのでは、ちょっと登れない。

 この日は、アイゼンより、ワカンが必要な状態だった。
 ずっと使ってるアルミワカンのベルトが不良なので、こちらのベルトセットに取り替えた。

 来月、地吹雪(でなければよいが)の安達太良連峰で使う予定。

 ワカンを固定するには具合がよいが、装着に慣れがやや必要なようなのと、オーバーミトンを履いたままで装着するにはやや細かな作業が必要そうなのが気がかり。

タカキビパン

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タカキビパン


 タカキビを挽いてパンに混ぜてみた。
 アバウトで、タカキビ50グラム、日清カメリヤスペシャル50グラム、自家小麦100グラムくらい。

 グルテンが少なくなるから、打ったときの粘りに欠ける。
 味は小麦オンリーより少し落ちる感じ。

 タカキビがパンにならないことはないが、小麦の香りにまさるものが、そうあるものではないということがよくわかる。

赤岩峠

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小尾根から八丁尾根を望む


 業務で大ナゲシに登ろうと出かけたのだが、積雪が深く、赤岩峠まで登るのが精一杯だった。
 この雪が降ったのは月曜日だが、その後も氷点下6度を下回る冷え込みが続き、ほとんど溶けていない。

 南面からの登りにもかかわらず、尾根の上で20ないし30センチ程度、吹き溜まりでは腰がもぐるほどの雪だった。
 例年だと積雪はさほどでなく、尾根上の凍結した急斜面が問題になるので、登山口から軽アイゼンを履いていったのだが、当然ながら、ラッセルにはまったく役に立たなかった。

 早ければ1時間あれば登れるルートを3時間かかったので、適当なところで退却するのが吉である。

 弱い冬型だったはずだが、雲ひとつない快晴かつ無風とラッセル日和だったので、苦しくはあるが楽しい山歩きだった。
 ほぼずっと先頭を歩いていたので、足がまだ、攣りそうだ。

タカキビ豆餅

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タカキビ豆餅


 今朝あたりも氷点下6.1度と冷えているので、多少晴れても、雪はほとんど溶けないで、むしろ氷化している。
 自宅の周囲も溶ける気配なく、山の北側斜面は、根雪になる。

 自動車で氷の上を走るのはヒヤヒヤものだが、四輪駆動で全輪スタッドレスを履いてれば、驚くほど制動できる。
 このへんの技術力は大したものだと思う。

 このところ連日、自宅周辺の塩カル撒き。

 写真はタカキビと大豆の餅。

雪降り

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雪の降る日には
パンを焼く


 終日、雪降り。
 17時半現在、まだ降り続いているが、積雪は30センチほどで横ばい状態だ。

 農作業も薪割りもできない一方、生活道路の雪掃き(除雪)は、万難を排してもやらねばならない。
 雪が重いので、身体に堪(こた)えるが、隣家と力を合わせ、2時間くらいかかって、どうにか掃き終えた。

 当地は雪国でないので、深い積雪は日常的でない。
 除雪は一般に、住民総出の仕事である。
 ところによっては、除雪の際に出て働かないと罰金を取る隣組もある。

 終日、雪掃き以外に何もできないので、パンなど焼く暇もある。

粟餅

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粟餅1
粟餅2


 午前中は薪割り。

 午後は、知人宅に年始に行ったあと、畑で落ち葉堆肥の一回目の切り返し。
 仕込んでまだ6日しかたってないので、やや早すぎるが、当分時間がとれないので、やむなし。

 日没まで、畑の片付けなど。

 糯粟は、粟だけでついても餅になると思われるが、餅米を加えてある。
 粟粒の形を残したほうが粟餅らしいかもしれない。
 これらは多分に、南方系の食文化なのではないかと感じる。

タカキビ

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脱穀した
精白完了


 午前中、パン作りと薪作り。
 午後は、秩父事件研究会。

 タカキビがようやく食せる手前まで来た。

 さほどの量でないので、脱穀は頑強なゴム手袋をつけて、手でやった。
 十分乾燥させたのに、なかなか脱粒せず、箒の先のようなゴミが大量に混じる。
 これは、自然風を使ってある程度まで風選する。(この状態が上の写真)

 脱ぷは、ミキサーを使って行う。
 回転をかけすぎると粒が砕けるので、様子を見ながら慎重にやる。
 100パーセントまでは行かないが、どうにか精白ができる。

 タンニンが含まれているので、寒ざらししないと、食べることはできない。
 身近に清浄な流水がないので、四日間くらい、容器に漬けて、数時間おきに水を取り替えながら、渋を抜く。
 その後、好天の日に、新聞紙の上に広げて、再び乾かす。
 これで、とりあえず完成である。(下の写真)

衣かつぎ

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キヌかつぎ


 里芋のあまりに小さいのは、皮をむくのが面倒だし、皮むきしたら食べるところがなくなってしまう。
 こういうのは、衣かつぎで食えばよい。

 蒸かすと、ぎゅっと握れば皮がツルリとむけるから、味噌をなすりつけて食べる。
 味はたいへんよい。

飯田蕪菜その後

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飯田蕪菜のキムチ


 飯田蕪菜のその後である。
 韓国唐辛子・アミなどが手に入ったので、飯田蕪菜のキムチ漬け。

 ネギ・タマネギ・ニンニクはストックしてあるあるが人参は種まきが遅すぎて、この冬は収穫皆無。
 従って、人参とセリはスーパーで購入。
 リンゴ・梨・スルメなどを加えれば、本場産のものにかなり近い味のキムチができた。

落ち葉堆肥

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堆肥の仕込み


 昨日運んできた桜の玉割り。
 難物は敬遠して、とりあえず素性のよいのから割りはじめた。
 かなり割ったつもりだが、玉がちっとも減っていかない。

 畑に行って、落ち葉堆肥の第一次仕込み。
 この作業は、2年ぶりだ。
 薪割りよりも、こちらのほうが重労働かもしれない。

 3時間かかって、「なんでも回収袋」(旧名オチバロン)25袋分の落ち葉を枠に詰め込んだ。
 堆肥作りに使うコーランのパッケージが変わっていた。
 以前のパッケージには「強力糞尿脱臭分解」とか書いてあったのだが、新しいのは「インスタント堆肥の素」と少し洒落たコピーになっていた。
 中身は同じだと思う。

薬師堂

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山門
薬師堂


 大木の玉切りや薪割りなど、重労働していても、しっかり歩かないと、身体に悪しきものが溜まる。
 お昼に、近所の四阿屋山に行ってきた。
 ゆっくりペースで、山頂まで行くのはバスして、桜本コースを展望休憩舎まで登って薬師の湯コースを下った。

 今朝は氷点下7.6度と、この冬の最低を記録した。
 山を抜ける風も、なかなか冷たかった。

 帰宅後、ここ数日玉切った、桜と銀杏の運搬。
 軽トラックで三回分運んだが、まだ二回分ほど、残っている。
 太いだけでなく、枝の付け根の、割り甲斐のありそうな難物が多い。

 写真は、登山口近くの薬師堂。
 本尊の薬師如来は、江戸時代から「薄の目薬師」として、眼病に霊験あらたかだとされてきた。

 建築もまた、重厚だ。

インゲン豆種選び

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インゲン豆


 昨年暮れ以来、久々に氷点下7度を下回る朝となったが、日中は昨日より暖かかった。

 この冬何度目かのパン焼き。
 焼くのは相変わらず、黒っぽいぶどうパンだが、飽きずに食える味だ。

 午後はまた、桜と銀杏の玉切り。
 銀杏が直径60センチほどと思いのほか太くて、苦労した。

 タカキビのアクを抜くために、脱ぷして水浸中。
 どれくらい水浸すればよいのか、本やネットには三日間とか十日間とか書いてあるのだが、よくわからないので試行錯誤している。

 写真はインゲン豆の来年用の種。
 品種は三峰インゲン。
 種として選抜したものは保存し、あとは食べてしまう。

 種にするのは、色・ツヤ・形がよく、大粒の豆を慎重に選ぶ。
 なぜよい豆を選ぶのかというと、そこに未来があるからだ。

ヒヨドリ

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ヒヨドリ


 今日も終日、薪作り。

 公園の桜の玉切りと自宅での薪割り。
 身体をひどく使ったが、それなりにはかどった。

 ツルウメモドキにヒヨドリが訪れた。
 無神経で横暴で大食漢のこの鳥は、小一時間ほどでこのツルウメモドキを食べ尽くした。

原発なしには生きられない

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 電源三法交付金がなくては生きられないのは、地元の原発関連企業だけではない。
 地元自治体さえ、このカネがなければ存続できなくなっている。

 毎日JPによれば、「福島、福井両県の6町が11年度、職員の人件費の3割以上を電源3法交付金で賄っていた」らしい。
 人件費に充てた割合が最も高かったのは、町職員の人件費8億5431万円の94%に当たる8億216万円を充当した福島県楢葉町だった。という。

 佐藤栄佐久氏の『福島原発の真実』には、福島原発が立地することで莫大な固定資産税が地元に落ちているということが書かれている。
 第一原発がある大熊町の固定資産税比率は約48パーセント、楢葉町は36パーセントである。
 佐藤元知事は、これらの自治体は、地域に根ざした産業を創りだそうとするのでなく、「座っているだけで固定資産税が入ってくる道を選んだ」と述べている。

 これらの自治体から原発を奪えば、既に屍同様だ。
 しかし、国や電力会社からカネをもらって生きることが異常と感じられなくなった時点で、すでにゾンビ化しているといえないか。

電源三法交付金

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 電気料金を原資に原発の地元自治体に交付される「電源三法交付金」については、昨年7月に、それが地元「有力者」の資金源になっていることを書いた。

 朝日新聞デジタルによれば、給付金の交付事業を自治体から請け負っている財団法人「電源地域振興センター」は、経産省から天下ってきた官僚OBが役員をつとめており、財団法人は、請け負った事業を電力会社に丸投げして、差益を得てきたらしい。

 つまり電源三法交付金は、経産省から天下った元官僚たちと電力会社が中間マージンを取り、残りを地元「有力者」がフトコロに入れるという形で回っているのである。

 このカネを食いものにすることでしか生きられなくなったゾンビたちが、安倍首相が登場したことがよほど嬉しいらしく、キャアキャア騒ぎ始めた。

秋ソバ

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蕎麦


 冬型が強いため、朝から強風が吹き、風花が飛んだ。
 近所の低山にでもと思っていたが、とてもそんな天候ではなかった。

 読書ノートに、『朽ちていった命』『直売所だより』『田舎力』を追加。

 タイミングが少しずれたが、畑の秋ソバを挽いて食べてみた。
 味はすこぶるよいのだが、収量が、えらく少ない。
 もうちょっと穫れないと、やってられない。

原発事故は犯罪である

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 安倍晋三氏は、30日、TBSの番組に出演し、原発について「新たにつくっていく原発は、事故を起こした東京電力福島第一原発とは全然違う。国民的理解を得ながら新規につくっていくということになる」と述べたそうだ。

 また、茂木敏充経済産業相は27日の記者会見で、原子力規制委員会が安全確認した原発の再稼働について「政府の責任で決めたい」と述べ、政府が前面に立って地元自治体などと調整を進める考えを明らかにしたらしい。
 要するに今後、原子力規制委員会が安全「宣言」すれば、政府として原発を新規に建設していくんだということのようだ。

 安倍氏の原発安全物語は、以前から変わっていない。

 2006年、吉井英勝議員の質問に答えて彼は、我が国において、非常用ディーゼル発電機のトラブルにより原子炉が停止した事例はなく、また、必要な電源が確保できずに冷却機能が失われた事例はない。とか「我が国の原子炉施設は、(非常用電源が作動しなかったスウェーデンの)フォルスマルク発電所一号炉とは異なる設計となっていることなどから、同発電所一号炉の事案と同様の事態が発生するとは考えられない」「(停止した後の原発では崩壊熱を除去出来なかったら、核燃料棒は焼損(バーン・アウト)するのではないのか。その場合の原発事故がどのような規模の事故になるのかとの質問に)経済産業省としては、お尋ねの評価は行っておらず、原子炉の冷却ができない事態が生じないように安全の確保に万全を期しているところである」などと答弁している。

 彼が、モノゴトを真剣に考えずに、経産省の官僚が書いた脳天気な答弁をしてたから、「我が国において、非常用ディーゼル発電機のトラブルにより原子炉が停止した事例」や「必要な電源が確保できずに冷却機能が失われた事例」が発生したのではないか。

 「停止した後の原発では崩壊熱を除去出来なかった」から「核燃料棒は焼損」したのであり、「原発事故」が発生したのだから、事態は、吉井氏の言ったとおりに推移したのである。

 「業務上必要な注意を怠り人を死傷させた場合は5年以下の懲役・禁錮または100万円以下の罰金」である。
 福島第一原発の事故に対する刑事告発が始まっている。

 東電・御用学者・原発関連官僚・政治家の犯罪をここではっきりさせないと、事故のために生活をメチャクチャにされた人々や、命ある全ての存在が浮かばれない。

ジョウビタキ

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一日の仕事
ジョウビタキ
ジョウビタキ


 終日、薪作り。
 約3週間分くらいの薪を作ることができた。

 ちょっと古い薪を割っていると、ルリボシカミキリらしい小型のカミキリムシ幼虫が出てくる。
 これは、冬のお客さんであるジョウビタキにとっては、けっこうなご馳走らしく、薪を割っている傍に近寄ってきて、待っている。
 食性がガビチョウと重なるのだが、ガビチョウのほうが身体が大きいので、ガビチョウが来ると飛んでいってしまう。

葛城山山行記

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二の滝

一言主神社の乳銀杏

長柄神社の大ケヤキ


カラスウリ枯れる
植林の中を行く
上部は雑木林
金剛山を望む
九品寺
一言主神社
極楽寺の鐘楼門
サネカズラが絡んでいた


 いつものとおり、午後から集落の新年会。

 一日ぼんやりしているのもなんなので、夕方、薪作り少々。
 遅くなってしまったが、ヤーコンとウコンの処理。

 「紀和の山」に、葛城山を追加。

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