日本列島

戦争は始まるか4

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 この時期に総選挙を実施したのは、年末にかけて、アメリカが北朝鮮を攻撃し、第二次朝鮮戦争が始まることがわかっているからだという説がある。
 もちろん、戦争は始まらないほうがよいのだが、戦争が始まらない根拠はあまりないのに対し、戦争が始まりそうな兆候がいくつも存在する。

 北朝鮮があっさり屈服して、核や弾道ミサイルを放棄してくれればよいが、その可能性はまったくない。
 アメリカの要求を受け入れて各種大量破壊兵器を放棄したサダム・フセインは、濡れ衣を着せられ、攻撃されたあげく、逮捕され処刑された。
 同じくリビアのカダフィも、辱めを受けて処刑された。

 アメリカが、約束を決して守らないことは、歴史が証明している。
 アメリカから自国の支配体制を守る方法は、アメリカに負けぬ抑止力を持つ以外にないということを、21世紀の歴史は教えている。

 正直者のトランプ大統領は何度も、「対話は無駄だ」と述べている。
 アメリカ当局者のうち、北朝鮮と必死の対話を試みつつあるのは、レックス・ティラーソンただ一人だが、彼がトランプの閣僚に留まる意思をいつまで持つことができるか、なんとも言えない。

 コリン・パウエルは国務長官在職当時における「イラク大量破壊兵器」問題への自分の対応について、深く恥じているという。
 ティラーソンがパウエルの轍を踏みたくなければ、辞職するしかないだろう。

 「米国は北朝鮮と話してきた。そして25年間、彼らにゆすられカネを払い続けてきた。対話は答えじゃない!」とトランプが述べたのは8月30日だった。
 このころに北朝鮮攻撃を決断したとしても、準備には数ヶ月かかるから、戦争が始まるのは、早くて年内ということになろう。

 北朝鮮の先制攻撃による戦争開始はおそらく、ありえない。
 どちらが先に攻撃するにせよ、戦争が開始されてしまえば、北朝鮮は数日程度で組織的抵抗は不能となり、壊滅する。
 金王朝はもちろん、それを支える特権貴族層の滅亡も、必至である。

 北朝鮮が必要な抑止力とは、アメリカの主要都市に到達できる大陸間弾道ミサイルであるが、その開発にはまだ、時間がかかる。
 トランプが言っているのは、大陸間弾道ミサイルを持つ前に北朝鮮を潰さなきゃダメだということであり、戦略としては、筋が通っている。

 戦争が始まれば北朝鮮が壊滅すると書いたが、北朝鮮が無抵抗でいるはずはない。
 日本列島は、北朝鮮攻撃の最前線基地として機能する。

 また「日本国」は、すでに法制度が整っている以上、あらゆる手段を使ってこの戦争に主体的に参加することになる。
 朝鮮半島有事における「日本」の役割は今や、「後方支援」ではなく、状況によっては、陸戦部隊の半島上陸や空自による空爆支援など、朝鮮半島での作戦が中心となる。

 北朝鮮にそれがわかっている以上、在日アメリカ軍基地及び自衛隊の各基地は、中距離ミサイルのもっとも重要な標的となる。
 作戦上の拠点と思われる沖縄県嘉手納や普天間、情報機能の拠点と思われる東京都の横田とアメリカ大使館あたりが、初期の段階で狙われることになる(さらに多くのもっと重要なターゲットがあるかもしれない)。

 朝鮮半島に出動する自衛隊員とアメリカ軍基地・自衛隊基地周辺住民には、犠牲が出る。
 政府首脳は、ワシントンからの開戦通告があり次第、自分の安全が確認されるまで、シェルターにもぐって戦争を指揮する。
 安倍晋三氏は、(自分たちだけ)安全なシェルターの中から、北朝鮮による反撃に対し最大限糾弾するとともに、「自分は日本を守るために戦う。国民各位もまた、心を一つにして敵の攻撃を跳ね返そうではないか」と呼びかけるだろう。

 「日本国民」は、陸海軍指導者たちが「一億が玉砕しても本土決戦すべきだ」と主張した御前会議が、砲弾の飛んでこない皇居地下のシェルターで開かれていた事実を覚えているだろうか。
 戦争指導者はいつも、安全なところにいる。
 殺されるのはいつも、罪なき、弱き民草である

戦争は始まるか3

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 トランプ大統領は先日来、対話は時間の無駄だと述べ、対話を継続しようとするティラーソン国務長官が大統領をバカ呼ばわりしたとか、トランプがどっちがバカか「IQ比べ」を提案したとか、わけがわからなくなりつつあるが、要は、対話による解決を模索するティラーソンに対し、トランプにはその気が全くないという状況である。

 安倍晋三氏は、北との対話は意味がないと主張し続けており、もちろん、トランプに対して、「圧力」のみならず武力攻撃をも煽ったはずである。
 12月にアメリカが北朝鮮を攻撃するという説もあり、ここ数日の安倍氏とトランプの発言を見れば、あながちガセとも言い切れない。

 軍事攻撃によって北朝鮮を壊滅させることは可能だろう。
 韓国と「日本」に犠牲を強いることなくそれができるならば、多くの人がその選択を是とするだろう。

 だが現実問題として、それは不可能だ。
 「通常兵器(による攻撃)の最初の30分でソウルの1000万人が死なない、という方程式の一部を誰かが解くまでは軍事的解決はない」と述べたバノン首席戦略官は、解任された。
 バノン解任の意味は、その方程式が解けなくても、軍事的選択肢がありうるということではないのか。

 これは煽り記事だと思うが、北朝鮮が先制攻撃を検討しているという情報もある。
 アメリカに先制攻撃されれば100パーセント壊滅する北朝鮮は、先制攻撃により日米韓の軍事的戦略を粉砕し、「日本」の「本土決戦」同様のゲリラ戦に持ち込むことに一縷の望みを託さざるをえない。
 とすれば必要なのは、真珠湾攻撃である。

 横田・横須賀・岩国・嘉手納・普天間あたりが、そのターゲットとなる。

 どちらが先に攻撃するにせよ、結果は似たようなことになる。

 安倍氏や天皇一家あたりは戦争が始まればただちにシェルターに逃げ込む。
 安倍氏は相変わらず、シェルターの中で強気の発言を続けるだろう。

 北朝鮮の敗北は必至であるが、韓国・日本の犠牲も避けられない。

 安倍氏は、「日米同盟のおかげで犠牲は最小限にとどめることができました」と、シェルターの中で胸を張るだろう。
 生き残った「日本」人は、「日米同盟のおかげで自分は生き残ることができた」と、安部・トランプ両氏に感謝するだろう。
 戦争が起きなければ、犠牲はゼロですむのだが、沖縄や福島が犠牲になるならばヨシとするのが、「日本」人なのだから。

戦争は始まるか2

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 アメリカ軍が北朝鮮への攻撃に踏み切れば、日本列島は反撃の対象となる。(既述)
 いずれにしても、安保法制が発動されるから、「日本」は北朝鮮と交戦状態となる。
 そうなれば、アメリカ軍基地はもちろんだが、自衛隊の基地も北朝鮮の攻撃対象となる。

 それが理解できていないはずのない安倍晋三氏が、トランプをしきりにけしかけるのは、「多少の犠牲はやむを得ない」と割り切っているからだろう。
 最高指揮官である彼は、シェルターの中から、相変わらず北朝鮮を罵り続けるだろうが、犠牲がどれ程になるか、きちんとした見積もりはできていないだろう。

 北朝鮮に対するアメリカ軍による軍事力の行使に関し、今回総選挙の立候補予定者のアンケートが東京新聞に出ている。

 「支持する」が多い政党は、維新(77.5パーセント)・自民(39.6パーセント)・希望(21.3パーセント)である。
 これらの候補者たちは、列島で戦争が起きるというリアルな事態を、どれだけ理解しているのだろうか。

戦争は始まるか

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 北朝鮮が、何の意味もなく列島を攻撃することは大義名分上ありえないが、北朝鮮のICBM開発に怯えるアメリカが、北に先制攻撃を加えることは、十分にありえる。
 攻撃は、韓国・日本列島・グァムに存在するアメリカ軍基地から行われるだろうから、そうなった場合、北が日本列島を攻撃するのは自衛の範囲である(と少なくとも主張しうる)。

 戦争になれば、北朝鮮の体制は崩壊するが、韓国・日本に甚大な犠牲が生じる。
 トランプは、「戦争は現地で起きる。大勢が死ぬとしても向こうで死ぬ。こちらで死ぬわけではない」と言っている。
 彼はアメリカファーストだから、そう考えるし、北朝鮮のICBMの存在が面白くないアメリカ国民も、それを支持するだろう。

 列島民を守るんであれば、どう行動すべきか。

 安倍晋三氏は、トランプと一緒に戦争をする気があるのか。
 それとも、戦争を回避しようという気があるのか。

 戦争するなら、準備をしなければならない。始まってから考えたのでは、遅すぎる。
 アメリカ軍基地のある自治体では、ただちに疎開ができる段取りをしたほうがよい。
 戦争を回避したいなら、アメリカと異なる「日本」の立ち位置をはっきりさせなければならない。

 党首討論を見ても、ちっともはっきりしないのだが、そんなんでいいのか。
 それが始まったら、引き返せないのに。

 --- 意見を言おうと言うまいと、国民は常に指導者たちの意のままになるものだ。簡単なことだ。自分達が外国から攻撃されていると説明するだけでいい。そして、平和主義者については、彼らは愛国心がなく国家を危険に曝す人々だと公然と非難すればいいだけのことだ。この方法はどの国でも同じように通用するものだ。(ヘルマン・ゲーリング)

迎撃するかしないか2

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 北朝鮮が弾道ミサイルを撃つかどうかは、全く予断を許さない。
 ところで安倍氏は、万が一の場合、迎撃するのだろうか。

 迎撃行動をとらず、ミサイルが「日本」の上空を通過してグァム島周辺に飛んでいったとすれば、先年決定した「集団的自衛権行使」に反することになる。
 昨年成立した法と彼の信念のとおりに行動するならば、ミサイルが「日本」に落ちようが落ちまいが、アメリカの領土に向かって撃たれたミサイルは迎撃しなければならないはずであり、「「日本」」は北朝鮮との全面戦争に突入しなければならない。

 もし彼がそうしないならば、安倍氏は単に、アメリカにシッポを振りたいというただそれだけの理由で、強行採決に次ぐ強行採決という、国内民主主義破壊をあえてしたということを認めることになる。

 戦争が始まることをちっとも期待してはいないが、安倍氏が自分が決めたことを理解していれるなら、来週あたり、破滅的な戦争が始まっていなければおかしい。

迎撃するかしないか

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 太平洋戦争当時の帝国陸海軍の戦争指導力に問題があったことは間違いないのだが、現在の自衛隊はその点、大丈夫なのか。
 現状、自衛隊の最高指揮官がドアホであることは間違いないので、自衛隊トップがまともであれば、シビリアンコントロールが効いてないほうが安心なのかも。

 グァム方面に向けて発射された火星12号だかなんだかが日本上空を通過しそうになったとき、迎撃するのかしないのか。
 「集団的自衛権」の建前からすれば、迎撃しなければならなくなるのだが、それをやったら、「日本」は北朝鮮に宣戦したと同じになる。
 ミサイルを迎撃せず通過させたら、北朝鮮が「日本」を攻撃する理由はなくなる。

 トランプは、「戦争は現地で起きる。大勢が死ぬとしても向こうで死ぬ。こちらで死ぬわけではない」と言っている。
 正直な人だ。
 彼は、韓国と「日本」を「人間の盾」化しようとしている。

 どうするのか。
 安倍晋三氏は、「迎撃するのとしないのとで、政権の延命にどっちが有利かな?」などと考える。それが彼の思考パターンだ。
 彼に判断を委ねるのは、危なすぎる。

富士急

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旧山伏トンネル


富士急

 今夜から福島県へ出張なのだが、日曜日の南岸低気圧が気がかりではある。
 予想天気図を見ると雨になりそうだが、3年前もそうだったのに、寒気の影響で、とんでもない大雪になったからだ。
 さて、どうなるやら。

 読書ノートに、『笛吹川』『火山入門』『宥座の器』を追加。

 丹沢・道志の山日記に、三国山稜続きの山行記を追加。

 最近何度か、山行きに富士急を使っている。
 昼間の乗客のほとんどは、中国からのお客さまだ。
 電車の乗り方について、もう少し学んでいただきたいとは思うが、著名な観光地にとって、中国人観光客はもう、欠かせなくなっている。

コーフン列島

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 コーフン列島の電波メディアはどこもスポーツ報道一色だ。

 近年のスポーツ報道の仕方は、factをわかりやすく描写することではなく、アナウンサー自分がいかにコーフンしているかを伝えることに注力している。

 他局のアナが自分の大コーフンを伝えると、コッチとしては、もっともっとコーフンしてるところを伝えねばならないから、ついには、何言ってるかわかんないくらいの絶大コーフンを放送する。

 マイクを向けられた道行く人とか、体育館ででっかいテレビを囲む郷里の人々もまた、息を弾ませてコーフンを語る。

 じつにめでたい。

日本などいらない

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 日が多少伸びてきたので、朝夕のほんの僅かな農作業を再開。
 夏野菜あとに落ち葉堆肥をまいた。

 読書ノートに、『(株)貧困大国アメリカ』を追加。

 グローバル経済の増殖によって「国家」はグローバル化のツールと化しつつある。
 そんな「国家」など存在する意味がないということが、いずれ鮮明になるだろう。

 この列島の山と川と海とこの素朴な暮らしが維持できるのであれば、ここが「日本」でなければならない理由など、ない。
 安倍晋三氏の「日本」など、存在する意味がない。
 列島の景観や暮らしを守ってくれるなら、どこかの植民地になってもかまわない。

 「国」があるから人がいるのではない。
 この列島に暮らす人が、自らの暮らしを守るために「国」を選べばよい話である。

 難しい話ではない。
 どこの「国」が美しい海を守ってくれるのか。
 どこの「国」が(「国体」などじゃなく)人々とその暮らしを守ってくれるのか。

 万が一中国が、「沖縄が自分たちの領土であれば軍事基地は作らず、類まれな美しい海を守る」と約束したら、「日本」はどう言い返せるのか。

柿と柿屋

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マメガキ鈴なり


柿屋

 ストーブとボイラの煙突掃除。
 懸案が一つ、片づいた。

 午後は農作業。

 落ち葉堆肥の第一回切り返し。
 これまた懸案だったが、年内に完了してよかった。

 インゲン豆あとの片づけと耕耘。

 アスパラガス地上部の片づけ。
 こちらは途中まで。

 鷲峯山は、和束町のお茶畑の中を登って、宇治田原町の谷間の田んぼ地帯におりた。
 田んぼ地帯には、いくつかの柿屋が建てられており、干した古老柿の片付けをしている人や柿屋を解体している人を見た。

 田原町では、最近は見なくなった鈴なりの柿もあちこちで見たが、これらはとても小さな昔の柿で、古老柿にするのはもっと大きな柿ではないかと思う。

 上の写真は、豆柿。
 直径2センチくらいの柿だから、たぶん食べられない。
 下の写真が柿屋。

 いずれも、日本列島の美しい風景だ。

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