業務で大ナゲシに登ろうと出かけたのだが、積雪が深く、赤岩峠まで登るのが精一杯だった。
この雪が降ったのは月曜日だが、その後も氷点下6度を下回る冷え込みが続き、ほとんど溶けていない。
南面からの登りにもかかわらず、尾根の上で20ないし30センチ程度、吹き溜まりでは腰がもぐるほどの雪だった。
例年だと積雪はさほどでなく、尾根上の凍結した急斜面が問題になるので、登山口から軽アイゼンを履いていったのだが、当然ながら、ラッセルにはまったく役に立たなかった。
早ければ1時間あれば登れるルートを3時間かかったので、適当なところで退却するのが吉である。
弱い冬型だったはずだが、雲ひとつない快晴かつ無風とラッセル日和だったので、苦しくはあるが楽しい山歩きだった。
ほぼずっと先頭を歩いていたので、足がまだ、攣りそうだ。
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