渓流と魚

贈る言葉

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流れ


 穏やかな流れの中に毛鉤をそっと落とす。
 アイツはもう、毛鉤に気づいているが、食いついたものかどうか、思案している。
 アイツが食いつくかどうか。すべての神経を集中して、おれは流れを凝視する。
 アイツが毛鉤に襲いかかり、「騙された」と気づいて毛鉤を吐き出すまでコンマ2秒。おれの目がそれを見て信号を脳に送り、脳が「合わせろ」と命令を返して手がロッドを立てるまで、早くてもコンマ5秒はかかるから、理論的には間に合わない。だからアイツをものにするためには、極限まで集中力を高める以外には、ない。
 勝負に二度目は、ない。「騙された」と気づいたアイツは、もう出てこない。アイツも命をかけているから、当然だ。だからこちらも、神経を研ぎ澄まし、その瞬間に備えなければならない。
 人類の悠久の歴史からすれば、おれたちの人生など、やはり一瞬にすぎない。一人の人生の中における人との出会いは、さほど多くない。
 今後の君たちの毎日も、二度とない出会いの連続だ。心して、過ごしてほしい。
 そして今となっては一瞬と思える時間を、ありがとう。

コミ岳

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コミ岳


 奥武蔵銀座コース(子ノ権現から伊豆ヶ岳)のどこかから名郷に降りるルートがあるんじゃないかと思っていたのだが、その実踏に出かけた。
 中海戸集落の対岸に沢沿いの林道がある。
 地形図に送電線が描かれているすぐ上の尾根には鉄塔があるはずだから、巡視路もついているはずで、それが銀座コースにつながっていると想像した。

 思った通り、巡視路があって、尾根に導かれたが、鉄塔(安曇幹線第336号・いわゆるバンザイ鉄塔)はすでに撤去されていた。
 かつては、ちゃんとしたハイキングコースだったと見えて、要所には明瞭な道標も立っていたが、踏みあとは消え消えだった。
 バンザイ鉄塔がなくなることによって、彷徨山歩きの可能性が狭くなるのは残念だ。

 ルートの存在が確認できたので、コミ岳まで登って引き返した。

 その後、近所の小森川で竿を出した。
 毛鉤を振るのは10年ぶりくらいだ。
 煤川集落の下を1時間ほど釣ったのだが、平川+連続堰堤であまり面白くなかった。

 まだひどく濁っており、増水もしていたので、しばらくドライで釣って、その後沈める毛鉤を使った。
 ドライに対してヤマメが二度出たが、かからなかった。
 でもサカナの反応があっただけでも、十分エキサイトできた。

 夕方まで、農作業。

 宮ネギの種まき。
 種がまだ残っているので、これは第一次分。

 秋野菜の種まき・植えつけ準備。

 せっかく植えたつぼみ菜の苗をコオロギに食われた。
 種まきから約半月かかっているのでがっかりする。
 で、ビニールポットに種のまき直し。

毛鉤巻き

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パラシュート

 大雨のため、終日在宅。
 ふと思い立って、毛鉤を巻いた。たぶん10年以上のブランクがある。

 過日の瀬音・源流部会の際、SANSUIで鉤やヘッドセメントなどを買い求めてきた。
 家の中を探すと、古いながら何枚かのハックルも出てきた。
 どう見ても釣れそうにない不細工な毛鉤を3種類、10数本巻いた。

 以前使っていた竿(RVテンカラ)は見当たらないが、予備竿(ワンダーカーボ)が出てきた。
 しかし、偏光グラスやハサミやライン・ハリス・クリッパなど、必要な小物が見当たらない。
 これらは買うしかなさそう。

 川には当分、入れそうにないから、今年はやっぱり無理かも。
 でも、少しやる気が出てきた。

落ち葉仕事終了

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セグロセキレイ


ホオジロ


オオバン

 ムクゲ自然公園で、スギの玉をもらってきた。
 午後から予定があったので、山仕事はせず。

 午後は荒川水系渓流保存会の総会。
 今年は渓流の年券を購入した。

 記録を見ると、まともな釣りをしたのは2008年が最後のようだ。
 釣り竿がどこにあるか探してみたのだが、見当たらない。
 毛鉤は以前巻いたのがいくつか残っているので、当座は間に合いそうだ。
 今年こそ、釣りに行きたい。

 総会終了後、懇親会を欠席して、農作業。
 第二次落ち葉堆肥の三回目の切り返し。
 今シーズンの落ち葉仕事は、これにて終了。

 第一次分の落ち葉はすべて使ってしまった。
 畑の土に、よい餌を食べさせることができたと思う。

 写真は、牛伏山で見た鳥たち。

滝川点景

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小滝で入る小沢


朽ちた吊り橋


曲沢2段8メートル滝(昔の姿)


 雨降りのため、農作業その他は滞ったが、全身筋肉痛の身体が休まった。

 自宅で、小豆の選別。
 今年の小豆は、アズキノメイガに食害されて、散々な出来だった。
 来年の小豆作りをやめようかと思うほどだ。

 写真は、昨日の滝川。

清掃山行2015

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沢小屋沢出合先ゴルジュ・2001.5.26


沢小屋沢出合先ゴルジュ・2015.11.7


 清掃山行2015に行ってきた。
 今年は、JICKYさんと二人で、滝川を豆焼沢出合から曲沢出合まで遡行し、曲沢に入って右岸山道まで遡って山道経由で国道へ戻るというプランだった。

 ここはかつて日常的に釣り歩いていたところで、勝手知ったるホームリバーのつもりだったが、じつは、かれこれもう15年近く入っていない。
 渓の風景はとっくに忘却しており、遡行もビクビクもので、JICKYさんについていくのが精一杯だった。

 肌寒い季節なので、沢小屋沢出合先の小ゴルジュで腰まで浸かるのはイヤだなと思っていたのだが、土砂によって渓全体が底上げされた感じで、震え上がるような渡渉はしなくてすんだ。

 曲沢は、易しい渓だが、右岸山道の出合はるか手前で見つけたけもの道に迷い込み、しばらくウロウロした。
 高滝下の吊り橋手前でも道をロストし、さらに東大演習林の遊歩道でも道を失った。

 渓のゴミは殆ど落ちておらず、清掃山行というより、滝川探検山行になってしまった。

 町へ戻ってから日没まで、大豆の摘み取り。

 写真は、沢小屋沢出合先ゴルジュ。14年前と今日の姿。
 かなり底が浅くなっている。

検卵

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秩父イワナの卵



 相変わらず天気がよいので、武甲山に行ってきた。

 近ごろ、武甲山の採掘現場が急速に下がってきていて、武甲山は今やもう、山岳のカタチをなしていない。

 夜には採掘現場のあかりが輝いていて、これでは単なる工事現場でしかない。

 過去の武甲山は、甲冑をまとった巨大な武将が屹立して秩父盆地を睥睨するに似ており、両神山と並ぶ秩父の名山だったのだろうが、この山は地権者によって売られて見る影もない残骸となり果てた。

 おぼろげな記憶によれば、表参道を登るのは36年ぶりだと思う。

 今日もまた、よく晴れていた。

 御嶽神社で少し休んで、持山寺跡コースを下り、荒川水系渓流保存会の飼育池で、イワナの卵の検卵を手伝って帰った。

池で除雪

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一の鳥居 デブリに埋まった生川源流


 荒川水系渓流保存会のイワナ飼育池で、終日、除雪作業。

 倒壊した東屋の屋根の雪下ろしや、給水が止まって全面凍結した飼育池の氷割りなどをやった。
 飼育小屋が建物・給水ともに無事だったのはじつに幸運だったが、給水の止まった池や孵化槽のイワナたちはおそらく全滅したと思われる。

 自動車は、工場地帯までしか入らないので、除雪されない林道・登山道をワカンをはいて登った。
 深い積雪の中、登ってくる登山者が数名いたが、登ったきり降りてこない人もいた。

 一の鳥居のお狗さまも雪に埋もれていた。

渓流清掃2013

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秋色の渓1


秋色の渓2


ムキタケが出ていた


 恒例の渓流清掃山行。

 今年は、大血川下流部を片づけた。
 釣り人によると思われるゴミは、二度の台風による増水で流れてしまったのか、ほとんど見あたらなかった。

 大血川は、釣れない川だが、今日はじつにたくさんのヤマメが走るのを見た。
 来年は、ここでヤマメと遊びたいものだ。

 向沢の先で、大宴会の後なのか、車道から投棄したものか、大量のゴミを拾ったので、今日はそこまでとした。

 下山後、畑に行って、玉ねぎ苗の植えつけ。
 先日伐った柿・梅の小枝の、ボヤ丸き。

大洞川点景

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 昨日は二つ玉低気圧が列島を通過したのだが、たいした雨は降らなかった。
 それはいいのだが、このところ、低気圧通過後の冬型が強く、厳冬期にも珍しいくらいの暴風を伴う。
 屋根が吹っ飛びそうなほど吹くので、おちおち眠ってもいられない。

 夕方に風がやんだので、ごぼうの種まき。
 除草。
 灌水。

 帰宅後、丸太の玉切り。

 宵のうちには、フクロウまで鳴き始めた。

 『原発と日本人』『市民科学者として生きる』『雑穀が未来をつくる』の読書ノートを追加。

 写真は、大洞川支流の点景。

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