原発

ピクルス

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ピクルス

 灰の処分のために、秩父環境衛生センターに行ってきた。
 今日持っていった分は約30キログラムだが、これが一年で出てしまう灰の量である。
 3.11以前にはすべて畑にまいてカリ肥料として利用していたが、2012年現在キロあたり700ベクレル程度のセシウムが検出されてるので、畑にまくことはできない。

 去年は「持ち込み数量は、1回につき5袋までにしてください」と告知されてあったのだが、今は「持ち込み数量は、1回につき2袋までにしてください」となっており、木灰を受け入れるのに渋っていることがうかがえる。

 そもそも、秩父環境衛生センターが放射能灰を処分することは不可能なはずで、一般廃棄物とまぜて埋めているんだろうが、放射能が埋立場から流出でもしたら、「荒川の水は大丈夫なのか」などという騒ぎになることは間違いない。

 肥料を核のゴミにしたのは東電と政府である。放射能灰もこの両者が責任を持って処理すべきである。

 人参がとれ始めた。
 ピクルスにするととても美味しい。

原発新増設

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 新小型原発、開発へ(東京新聞)
 「地球温暖化対策を名目に、経済産業省が新たな小型原発の開発を進め、二〇四〇年ごろまでに実用化を目指す方針を固めた」
 「使用済み核燃料から取り出したプルトニウムが国内外に大量に蓄積し、核不拡散の観点で各国の懸念が高まっていることから、プルトニウムを大量に燃やす原発が必要としている」
 「東京など大都市圏の需要を満たすには大型の原発も必要とし、従来の軽水炉の改良も目指す」
 「経産省内で開かれた非公開の国際会議で、同省資源エネルギー庁の武田伸二郎原子力国際協力推進室長が表明した」

 火山の噴火と原発の安全性について、「一方、阿蘇山の破局的噴火については『頻度は著しく小さく、国は具体的な対策をしておらず、国民の大多数も問題にしていない』と指摘。『発生の可能性が相応の根拠をもって示されない限り、想定しなくても安全性に欠けないとするのが社会通念』」という判決が出てる(朝日新聞デジタル)のだが、コレは本当に裁判官が書いた判決文なのか?

 破局的噴火の頻度が著しく小さいのはアタリマエで、問題はそれがいつ発生するかであり、それを予測するのはほぼ不可能である。
 仮に噴火が一週間前に予測できたとして、一週間以内に原発を停止するだけでなく、核燃料のすべてを安全な場所に撤収することが、どうやって可能なのか?

 国が具体的な対策をしていないから安全だという理屈については、論外。

 阿蘇山の破局的噴火やアカホヤ大噴火が知られていないのは、文字史料に記載されておらず、学校等で教えられる機会が少ないからにすぎず、べつに社会通念じゃない。
 今すぐそれが起きる可能性は少ないが、いつか必ず起きることは、間違いない。

 経産省・東電は、なんぼ指摘されても耳をふさいで無視しておきながら、いざ津波が起きてメルトダウン事故が起きたら、そんなの想定外だったと言い逃れた。

 アカホヤ大噴火で、九州の縄文人は全滅した。
 しかし列島民は再び九州に住み着き、暮らしを築いて歴史を紡いできた。
 破局的な自然災害に遭っても、美しいこの列島は、必ず蘇る。
 原発事故は、この列島を人が住めない島に変えてしまう。

 すべてを無に帰してしまう可能性は、たとえどれだけ「著しく小さく」ても、あってはいけないのだ。

泊原発、外部電源喪失

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 北電泊原発、外部電源喪失(朝日新聞デジタル)。
 首の皮一枚で、フクイチにならなかった。
 燃料は七日ぶんのストックあり。

自然エネルギーから原発へ

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 太陽光発電、九電が停止要求の可能性。原発再稼働で供給過多?(朝日新聞デジタル)
 原発は再稼働。太陽光は発電停止。
 そういう未来をめざしてるのだね。

備忘・東通原発

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 6月29日に東京電力は、東通原発新規建設に向け本格的な地質調査を開始すると表明。
 7月2日、東通村で震度4...M4.8

灰の処分

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 ボイラとストーブの灰の処理のため秩父市に出かけた。

 約2年前に処分してもらって以来、ずっと溜め込み続けていたので、ずいぶん溜まってしまっていた。
 秩父環境衛生センターに灰を持っていくのは、これで3度目だった。
 前回は、受付の人が袋の大きさに関わりなく3袋まで受け入れると述べていたので、とりあえず3袋(60キロ)持参したのだが、3袋は多いので、今回は特別に受け付けてあげるけど、次回からは1袋だけにしてくれと言われた。

 秩父環境衛生センターでは、灰の処分に関し、

 ・持ち込み数量は、1回につき5袋までにしてください。
 ・一般家庭  100kgまで400円(税込)  100kgを超えたときは10kgごとに40円を加算
 ・環境省では、薪ストーブ等を使用する場合は、その使用に伴い発生する灰が高濃度にならないよう、できる限り流通している薪(林野庁の指標値である40Bq/kg以下のもの)または安全が確認されている薪を使用すること、やむを得ずそれ以外の薪を使用する場合には、放射性セシウムが付着している表面の部分を取り除いて使用することが望ましいとしています。

等と告知している。

 建前としての告知事項とは裏腹に、現場では木灰の廃棄物としての受け入れを非常に渋っており、受付で露骨に嫌な顔をされる。
 上記の「灰が高濃度にならないよう」というのは日本語として意味不明だが、ちゃんとした日本語に翻訳すれば、「灰に含まれる放射線量が高くならないよう」という意味であろう。

 言うまでもないことだが、「流通している薪」であるかどうかは、放射線量と何の関係もない。
 「安全が確認されている薪」など存在しない。
 放射性セシウムは今や植物体(薪)そのものに含まれているので、「放射性セシウムが付着している表面の部分」という文言も意味がない。

 セシウム134から出る放射線量は、ずいぶん減衰したとはいえ、セシウム137は現時点で事故当時とさほど変わらない線量のはずである。
 自宅の灰は、事故直後にはキロあたり7000ベクレルほどの線量だった。(灰としては「不検出」と表現される)
 環境衛生センターとしては、処分のしようがないゴミなのであろうから、木灰を持ってこられれば嫌な顔をするのももっともなのである。

 「花咲か」の寓話にあるように、木灰はかつて、優秀なカリ肥料だった。

 木灰を「核のゴミ」にした東電と政府がどうして責任をとらないでいられるのか、とても理解できるものではない。

阿武隈へ

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人が暮らしている風景


 久しぶりに阿武隈の低山を歩いてきた。
 木曜日に川内村の鬼太郎山。
 今日は滝根町の羽山。

 川内村へは常磐道常磐富岡インターからアプローチしたが、富岡町には、人の気配が殆どなかった。
 人の気配がないとは、人の姿を全く見ないと同時に、人家周辺にマイカーが全く停まっていないということだ。
 除染作業のトラックや、何かの建設作業用のトラックはたくさん行き交っていた。
 帰宅してから調べたら、富岡町は、町域の殆どが帰還困難区域・居住制限区域で、一部が避難指示解除準備区域になっており、現状では誰も住んでいないことになっているようだ。

 田んぼも畑も荒れ放題で、虚しいことだ。

 川内村は2年前に避難指示解除準備区域の指定が解除されており、田んぼは稲刈りが終わった状態で、人々の暮らしは通常に戻っているようだった。

 写真は、川内村点景。

キロ220ベクレル

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 当地産の鹿肉からキロ220ベクレルの放射性セシウム(おそらく137)が検出されたらしい。(埼玉新聞サイト)
 それがどれだけ有害かという議論はさておき、国が定めた食品基準の2倍以上であることは事実である。

 ニワカ勉強したところによると、セシウムは動物体では濃縮されないらしいが、そうだとすると鹿の餌植物にはずいぶん多量のセシウムが含まれていることにならないか。

 いずれにしても、当地は現在、ジビエ料理を産業・観光の一つの目玉にしている。
 セシウムが検出されようがなんだろうが、鹿は殺さなければ人間が生きていけない。
 殺した鹿を山に捨ててはいけない決まりになっているが、食わなければ鹿の死体をどうせよというのだろうか。

灰出し休暇

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 休暇をとって木灰をゴミ処理センターに持って行った。
 福島第一原発の事故以来、木灰は相当の放射性物質を含むようになってしまい、以前のように肥料として使うことはできなくなった。
 当地では、「燃えないごみ」として出すことはできないことになっており、秩父広域市町村圏組合秩父環境衛生センターというところへ「一般廃棄物」として直接持ち込む以外に、処分する方法はない。

 環境衛生センターでは、ホームページで「持ち込み数量は、1回につき5袋までにしてください」と告知しているのだが、センターの受付で「灰の処分をお願いします」と申し込んだら、「灰は3袋しか処分できない」と言われた。

 「3袋を超える分はどうすればよいか」と尋ねると、「明日また持ってくればよい」という返事だった。
 灰の処分のために、また休暇を取らねばならなくなりそうだ。

 「5袋まで」と告知しているのに、受付の人はどうして、3袋しか受け入れてくれないのだろうか。
 放射能灰は東京電力が責任持って処理すべきだと思うのだが、東電はどうして、しらばっくれていられるのだろうか。

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