軍刀利神社の巨カツラ
寒気が抜けて、ずいぶん暖かくなった上、移動性高気圧に覆われて天気もまずまずとなった。
少し早起きをして、笹尾根を歩いてきた。
山梨側の井戸から軍刀利神社を経て三国山へ登り、笹尾根を北西へ歩いて、浅間峠から檜原村の上川乗へ下山した。
多少の残雪はあったものの、歩くのに苦労するほどではなく、春霞がややかかってはいたものの、富士山もよく見えた。
ところで、登山口の井戸集落には、上野原市の天然記念物のサイカチの大木がある(上野原市のサイト)のだが、その樹のわきを通ろうとしていたさなかに、主幹の伐採作業が行われていた。
地元の方に聞くと、大水に洗われて枯損が進行し、枯れた幹や枝が神社の鳥居を直撃しかねないので、伐ることになったとのことだった。
すごい瞬間に通りかかったものである。
写真は、伐られる前の大サイカチと軍刀利神社奥宮前の巨大なカツラ。