日野商人

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日野商人


 関東地方の古い商家は多く、近江八幡か日野の出身である。
 秩父郡内唯一の老舗百貨店も、日野商人だった。

 資本も持たない小さな町の商人のネットワークが、東日本一帯に広がっていたのは驚異的なことだ。
 日野小学校の校庭には、身体一つで見知らぬ村へ旅立つ先人の銅像があった。

新勝流枝切術

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新勝流枝切術の碑


 じゃがいもの植えつけ終了。グランドペチカ・十勝こがね・北紫・ノーザンルビー。
 グランドペチカは芽が出やすいので、来年はやめようかと思う。

 去年あたりよりたくさん植えたような気がするが、消耗したヒネ芋が多いのでそれほど収穫できない予感。

 午後から吹上町でちょっとした会合。
 帰りがずいぶん遅くなった。

 写真は、旧上日野村・馬渡戸(まつば)耕地にある、新勝流枝切術の碑。
 列島の風土に適した仕事の一部である造林技術も、伝統と試行錯誤のたまものである。
 枝打ち技術も枝打ち道具も消えていくとしたら、あとになにが残るのだろう。

最終講義

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オオミスミソウ


 最終講義が終わった。44年勤めた。今はゆっくり眠りたい。
 明日は目覚ましをかけない。

 角田山の雪割草を、自分で自分のご褒美に。

反論権?

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 『赤旗』による事実に基づかない批判に対し、反論を申し出た中北浩爾教授に対し、小池晃さんは、「一般新聞とは全く異なる政党機関紙(赤旗)を同列に置いて反論掲載を求めるという議論は成り立たない」と述べて反論掲載を拒否した。

 1973年にサンケイ新聞紙上で批判されたとき、共産党は同スペース分の反論を求めて提訴した。その時共産党は、反論権を前面に立てて戦った(敗訴したが)と記憶する。今回中北氏は、共産党のかつての主張を根拠に反論掲載を求めたのだった。

 『赤旗』は党員が読む党の機関紙だから一般新聞とは全く異なるということを小池さんが主張するのはけっこうだ。行政は政治的に中立でなければならない。『赤旗』は一般の新聞とは異なる政党機関紙だというなら、「公共性」を理由として一般の新聞に認められている軽減税率を、『赤旗』に認めるべきでない。『赤旗』読者は10パーセントの消費税を納めなければならない。

 今、大きな図書館に行けば『赤旗』を読むことができるが、党員対象の新聞である『赤旗』を図書館で閲覧可能にするのは政治的中立に反するから、小池さんの主張を認めるなら、すべての図書館から『赤旗』を撤去しなければならない。

 小池さんが述べたことは、日曜版を含め『赤旗』は、一般国民に読まれる新聞ではなく、革命をめざす日本共産党員が読む新聞だということである。平和と民主主義を望む多くの国民に有益な新聞かと思っていた自分は、大いに勘違いをしていたようだ。

小梨峠

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小梨峠


 鮎川・三波川・神流川と、西上州の主たる谷は東西に走っている。だから南北の移動には、必ず峠越えが必要となる。自由党や秩父事件の組織活動も、官側の弾圧も、峠を舞台として展開された。
 下日野沢村の新井蒔蔵は村上泰治逮捕の際に抵抗したのち逃亡し、秩父事件当時捜査中だった。彼は北甘楽郡天引村に潜伏していたのだが、明治一七年一〇月三一日に、天引村の自由党員古舘市蔵とともに、石間村の加藤織平宅に出向き、下日野沢村小隊長となった。
 蒔蔵はどこをどう通ったかなど供述していないが、天引村から鮎川の谷(下日野村・上日野村)に出るには、小梨峠を通る以外にない。彼は小梨峠を越えて上日野村に下り、さらに温石峠を越えて三波川の妹ヶ谷不動に下っただろう。その先はいくつかのルートがあるから、特定はできない。
 官側も、連日、これらの峠を登下降した。藤岡警察署の永井弘巡査は、一一月一二日には小梨峠を越え、上日野村田本耕地に入り、困民党幹部一(新井多六郎)・事件参加者二七・博徒三の合計三一名を逮捕した。
 古い小梨峠の道型は今、ほとんど残っていないが、峠の馬頭観音は健在である。

子王山

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子王山


 朝から鎮守の祈年祭。

 少し休んで夕方・日没まで農作業。
 じゃがいもの植えつけ。

 今日はグランドペチカと十勝こがね。
 グランドペチカはかなり消耗しているから、あまり期待できないかも。

 先週以来、ひどくハードな毎日だった。
 学年末の成績処理。観点別評価が導入されて仕事量が激増した。
 確定申告。これは比較的らくだった。

 土曜日にオンライン会議。今日は祈年祭。

 次の低気圧が過ぎたら、本格的な農繁期になる。

 写真は、子王山。
 山頂の祠の前に小石が積み上げてある。
 神様にとっては迷惑な話だが、祠に妖怪を封じ込めてあるとすれば、妖怪封じの小石である。

志賀原発ノート8

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 志賀原発は、地震当時、事故には至らなかったものの、一部の外部電源が失われた。新聞記事をちょっと追ってみれば、避難経路が事実上存在しないなど、問題だらけだったことがわかる。
 地震から二ヶ月がたって、こんな記事が目についた。東奥日報の記事だからおそらく、共同の配信記事だろう。
 それによれば、驚いたことに、壊れた外部電源は未だ復旧できておらず、なおかつ、復旧の見通しは立っていない。
 北陸電力は、「何か手はないか一生懸命検討している」状態だという。
 これはすなわち、でっかい余震が来たらお手上げかも知れない状態ということなので、真面目に考えてないわけではなかろうが、現地で暮らす人々にすればたまったものではない。

谷川岳2

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谷川岳


 朝から森林作業。
 自宅周辺では風花が飛んでいたのだが、冷たい風が吹いていたものの、蓑山は晴れていた。

 薪作り少々。
 薪棚をもう一つ、作ろうかと考え中。

 この写真も、谷川岳。
 吹雪が止んだ状態。

F503

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谷川岳


 新しい管理機を買った。
 ずっと使ってたのはホンダF401だったが、今度のはホンダF503。
 型番から前のより一馬力ぶん強くなったと思われる。

 試運転にじゃがいも予定地の耕うん。
 すばらしい。絶好調。

 子王山から見た昨日の谷川岳。
 この写真だと、ひどく吹雪いている。

金山城址

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仙ノ倉山とエビス大黒


 学年末の成績処理と有志団体の会計処理という根詰め仕事が続いて、身体が硬直し始めたので、西上州・日野の谷へお茶を飲みに行った。
 子王山と平井金山城址のダブルヘッダー。
 金山城址からは、仙ノ倉山とエビス大黒が見えた。

 今夜また降雪予報なんだが、あまり降らないでほしい。

2024年3月

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