2023年12月アーカイブ

義左衛門

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義左衛門


 春野菜の種の注文。
 じゃがいも予定地の片づけ。

 麹のメンテナンス。

 伊賀市の純吟・義左衛門。三重県の酒は初めてかも。
 酒らしいしっかりした風味。わずかな吟醸香。まずまず美味しい。

御在所岳

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御在所岳


 大豆跡地の耕うん。
 麹の仕込み。

 写真は、鈴鹿・御在所岳。
 積雪のため登り切ることはできず、途中で撤退。

日尾城址

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日尾城址


 遠出から帰宅。

 過日、札所から観音山・日尾城址を回った。
 日尾城址は鉢形城の支城で、上州からの武田の侵入の抑えという位置づけで、諏訪部遠江守定勝が守備していた。
 武田軍は、山県昌景を将として攻めていたというから、それなりの布陣で臨んたはずだが、撃退されたという。

 その日、定勝はいい気分で飲んでいた。

(けらい1) 武田の軍勢が攻めてまいりました! 
(諏訪部遠江守定勝) あいわかった。ご苦労・・。
(奥方) 敵がせめて参ったのですよ。
(定勝) わかってるから、もう一杯。
(奥方) バカですか? あなたは。あなたの首を取ろうとしてこのすぐ下まで、押し寄せているんですよ。
(定勝) わかってるったらわかってるって・・。もう一杯・・。
(けらい2) 何十人もの敵が登ってきます!
(奥方) もう少し待ちなさい! ガケの中ほどまで登ってきたら、一気に石を落とすのよ! 一、二の三。それ! 落としなさい!

 武田の雑兵が叫びながら滑落していく。

(けらい3) 生き残った兵が登ってきますぞ。
(奥方) まだ撃っちゃダメよ。すぐ近くまで引きつけて、確実に殺さなければ。
(奥方) 今だ! みんな撃て!

 武田軍壊滅。
 諏訪部定勝はこの勝ちいくさで殿さまから褒められたが、たいへん気まずいので、以後酒を絶ったという。
 秩父の人が好きそうなエピソードだ。

札所31番

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石仁王


 朝の室内温度が3度弱にまで下がった。
 とはいえ、今回の寒気は底を打ったらしい。

 近所の札所31番から観音山・日尾城址へ散歩。
 ここへ来るのはこれで七度目だが、山門わきの石仁王が高遠石工の作品だということを最近知ったので、改めて見に行った。
 たしかに、仁王の説明板には「信州の石工藤森吉弥一寿の名作」と書かれていたが、藤森吉弥が高遠石工だとは知らなかった。

 像高約4メートル。石材は観音山山頂近くから切り出して、同じく中腹で細工したらしいから、藤森吉弥を頭領とする高遠の石工集団の作品なのだろう。
 『山里に花開く高遠の石工』には、手間賃の支払いをめぐって石工と地元が揉めたという逸話が書いてある。

 お堂周辺の岩窟を始め、要所に石仏が安置されている。
 以前より、これらの石仏は名作だと感じていたが、この中には高遠石工の作品が多く含まれているのだろう。

 下山後、畑に行って枯れ草刈り。

雑木林

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雑木林


 午前中、旧ムクゲ公園で山林作業。
 昨日は寒かったが、今日はそれほどでもなくて助かった。

 このところ、朝の気温は氷点下4ないし5度を推移しているのだが、今のところまだ、水道管は凍っていない。
 しかし、朝の室内3度というのはかなり寒く感じる。

 午後は農作業。
 枯れ草刈り。

 資材置き場の整理。
 傾いており、屋根が剥がれてきたのと、手狭なため、この冬のうちに、この資材置き場は作り直すつもり。

 そら豆に網掛け準備。

時間は人間の発達の場である

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 午前中、旧ムクゲ公園で山林作業。

 レンズが傷だらけになって見づらいので、眼鏡を新しくした。
 おかげで、視界はいくらかマシになった。

 「時間は人間の発達の場である」だってさ。

 マルクスの価値論を勉強し直そうと思って久しぶりに『賃金・価格及び利潤』を読んでたら、こんな言葉に出会った。彼は続けて、

「思うままに処分できる自由な時間を持たない人間、食事や睡眠などによる単なる生理的な中断をのぞけば、その全生涯を資本家のためにの労働によって奪われる人間は、牛馬にも劣るものである」と述べる。

 さほど理解しやすいとは思えない剰余価値学説を淡々と述べながら、さりげなくこういうラディカルな言葉をぶっ込んでみせるから、社会主義思想は消えそうで消えないんだろう。

 社畜としての人生に誇りはもってるけど、「時間は人間の発達の場である」は間違いなく正しい。

村を守る城

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堀切


登場人物
山田伊賀守直定:武蔵・腰越城主。上田朝直の家臣
上田朝直:武蔵・松山城主。領地を守るため、上杉朝定・北条氏康・長尾景虎などの家臣となり、主君を転々とする

(山田伊賀守直定) 皆の衆に頼みたい。裏の山を城にせよと上田さまの仰せじゃ。
(百姓A) いくさになりましょうか。
(直定) おそらくは。越後の上杉景虎さまが攻めてこよう。
(百姓B) なんと! 上田さまはつい先年、上杉を裏切ったばかりではありませんか。
(直定) そうよ。去る冬、上野(こうずけ)で景虎さまは、村々を襲って田畑を荒らしただけでなく、食べ物を奪い、衣服をはぎ取り、鍋や釜まで持ち去ったそうだ。
(百姓C) 恐ろしい! 
(直定) 上田さまとしてはもはや、北条氏康さまにお味方するほかないのじゃ。なんでも秩父へは、甲斐の武田信玄が入り込んで火を放ち、女子どもまで連れ去ったそうだ。
(百姓D) 恐ろしい! 
(直定) われらの村はわれらで守るほかないのよ。小さくとも、いざというときには年寄りも子どももみんなで避難できる、立派な城を作ろうではないか。
(百姓ABCD) 承知いたしました。

腰越城址

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竪堀


 背中のスジを痛めたらしくチト痛むが、大したことはないので、小川町の腰越城址へ。
 ごく小規模な山城だが、登ってみると、防御性は非常に高く、精巧に作られていた。
 曲輪が数か所、腰曲輪と竪堀がいたるところにあり、木戸や矢来で固めれば、そう簡単に落とすことはできないだろう。

 松山城の支城で、上田氏の家臣・山田伊賀守の城だとされる。
 麓には根古屋という地名があるので、間違いないと思われる。

 一帯は鎌倉や小田原へ通じる鎌倉街道に近く、関東管領や北条氏にとって枢要の地だったから、夏に歩いた小倉城・割谷城を含め、山城のネットワークでこの地を面として守備・支配していたのだろう。

麦麹

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麦麹


 退勤後、鎮守の仕事少々。

 味噌の仕込み第二次。仕上がり(期待)量にして、1.5キロほど。
 こんな微々たる量を仕込んでたんでは埒が明かないのだが、ちょいの間の空いた時間にやるには管理しやすい方がいい。

 麦500グラムでこの程度。
 これだとあと6時間ほど保温したほうがよい。

 年内にかけて断続的に味噌を作る。

戸隠辛味

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戸隠辛味


 午前中、鎮守の仕事。

 午後は農作業。
 ウドのうねのメンテをするつもりだったのだが、季節風が酷くて大変だった。

 大豆浸潤始め。
 数時間おきに麹の世話。

 戸隠辛味は煮食・オロシでも食えるが、たくあんでも辛く美味い。
 だが塩分を取りすぎるきらいがある。

おろし和え

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おろし和え


 畑のメンテナンス。
 ウドのうねの草むしり。途中まで。

 麹の仕込み。二回目。順調なら明後日には味噌を仕込める。

 ナメコはあまり出なかった。
 でも、おろし和えは文句なし。

お絞りうどん

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お絞りうどん


 今日も草刈り。
 枯れ草が少しずつ片づいてきた。

 朝から大豆を煮て、味噌の仕込み。
 いま食べてるのは手前味噌だが、もうすぐ底をつく。
 今日仕込んでも、食えるのは来冬以降だ。

 鵜住居さんのご教示により、お絞りうどん浸け汁。
 正統派とはやや異なり、大根おろしを絞ってないのと、畑のナメコを入れてる。
 辛美味い。

赤大豆

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赤大豆


 畑の草刈り。
 刈った草は畑ではなく、自宅に持ち帰ってボイラで燃やす。
 今日のお風呂は枯れ草で立てた。

 赤大豆が干しあがった。
 昨年の収穫はほぼ皆無で、種さえ一握りほどしか穫れなかった。
 それをぜんぶまいて、今年は2升半ほどの収穫。

破風山

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破風山


 今日も旧ムクゲ公園で山林作業。
 枯木の玉切りと使えない木の整理。

 午後は畑に行って草刈り。

 えんどう豆に潅水と網掛け。
 暖冬のため、えんどう豆が異常に伸びている。
 これだと厳冬期に枯れると思い、防風用に網をかけた。

 いちごや玉ねぎにも潅水。
 先週の南岸低気圧は空振りだったので、明後日の二ツ玉低気圧に期待。

 蓑山から破風山を見たところ。
 遠くに見えるのは城峯山。
 秩父夜祭も終わり、里山の雑木林もくすんだ色になってきた。

初冬の雑木林

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雑木林


 旧ムクゲ公園で山林作業。
 今日は枯木の伐採。

 枯木とはいえ、それなりの木だから、伐倒にはたいへん気を使う。
 作業終わりの最後の一本でしくじって、チェンソーを噛ませてしまった。

 雑木林は半分以上、葉を落とした。

子育て虎

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子育て虎


 鎮守の役をしている関係で、仕事を早仕舞いして秩父神社へ。
 まずはお参り。

 拝殿周りの彫刻が塗り直されて、とてもみごとだった。

 神社の曰く、戦国時代に神社を始め秩父の現市街地に放火したのは武田信玄というふつつかな武将だった。
 対し徳川家康は、寅年寅の日寅の刻に関東へ移封された折に神社を再建したと高く評価されている。

『人新世の資本論』

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 読書ナンバー1114。斎藤幸平『人新世の資本論』(集英社新書)。

 マルクスの読み直しによって現代の現代の課題にどう取り組むかを提起している。
 ちょっとびっくりするようなマルクスの読み方だ。

 著者はいきなり、人類の経済活動を原因とする気象変動によって、地球環境を修復不可能な状態に至った現在、局面を打開するのはマルクスの考え方にあるという。
 マルクス主義とは、ソ連や中国で実験され、すでに破綻した古くさい理論だと考えるのが普通だと思う。

 初期マルクスのセンシティブでラディカルな見解は魅力的だが、著者は、晩期マルクスに注目される。
 晩期マルクスは、生産力の発展が社会発展の原動力だという進歩史観に懐疑的で、共同体に基礎をおくコミュニティ的な社会を構想していたが、思想的にそれは完成されなかったと著者は言われる。

 これは、一般的な史的唯物論の理解とは相反する理解である。
 マルクスをていねいに読んだことなどないので、この見解の当否について判断する資格はないのだが、もしそうであれば、世界が当面するもっとも深刻な危機を解決する方向性をマルクス主義が示していることになる。

 理論レベルで正しくても現実性はないのではないかという向きもあるかもしれない。
 マルクスが夢想したコミュニティ社会は、価値(マルクス主義の教科書でいう交換価値)ではなく、使用価値を価値とする経済関係を基礎とする。
 物々交換は、商品経済登場以前の原始的な経済関係だと思われているが、じつは使用価値同士の交換であり、資本主義経済を乗り越えるもっともエコな経済のあり方なのである。

樹種不明

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なんの樹か


 畑の草刈りと枯れ草燃し。
 自宅は山間部なのだが、畑は市街地に近いので、枯れ草燃しは若干なれど憚られる。
 ということで、枯れ草を自宅に持ち帰り、ボイラで燃した。

 大麦の破砕と浸潤。

 写真は、北高尾で見た樹種不明の大木。

あやこまち

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あやこまち


 退勤後、畑で農作業少々。

 なすとピーマンの片づけ。
 さつまいもの掘り上げ。

 早春にどこかの山に行ったとき、あやこまちの細い芋を買ってきた。
 加温すると、芽が一本だけ出たので、それを畑に植えつけ、その一本から出た脇芽を苗として植えた。
 最初はたった一本の芽だったのだが、まぁまぁ穫れた。
 クズ芋を残して、来年また芽を出させよう。

戸隠辛味

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ブリ大根


 軽トラのタイヤ交換。
 とりあえず、ひと安心。

 赤大豆の豆ころがし終了。
 これで大豆の処理は終わり。

 地元のスーパーではブリが売ってないので、町へ出かけたときに買ってきた。
 今年の大根は戸隠辛味。

雑木林

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雑木林


 午前中、旧ムクゲ公園で森林整備。
 里山の雑木林はずいぶん色づいた。
 昨年だったか、手入れした林がとてもいい感じだ。

 午後、畑の草むしり。

北高尾山稜

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黄葉


 先日とは一転して静かな北高尾山稜へ。
 小さな峰をチマチマと登降するのだが、累積標高差は1000メートルほどになる。

2024年4月

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