2012年11月アーカイブ

きのこ線量

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ナメコデータ


シイタケデータ

 小鹿野市街地に近い畑で作っているシイタケとナメコが出始まったので、私達の未来測定所・秩父おがので線量を測定してもらった。
 結果は、ナメコでキロあたり2.1ベクレル、シイタケでキロあたり9.6ベクレル。いずれも「不検出」と評価された。

 庭で作っているシイタケは、今年の春の時点でセシウム134と137の合計値がキロあたり78ベクレルだった。
 この数字も「不検出」だが、これを「不検出」というのは今ひとつ納得できないものがある。

 秩父地方の場合、福島第一原発から飛散した放射性物質は、主として山間部に飛来し、蓄積していったのだということがうかがえる。

 kurooさんの「山里の記憶」を取材したNHKの番組をこちらで見ることができる。
 たいへんよくできた報道だと思う。

 暮らしの知恵の宝庫だった一帯を、放射性物質が席巻したということになるのかもしれない。
 許されざることだ。

まだ落葉しないコナラ林

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まだ落葉しないコナラ林


 秩父ミューズパークで、ちょっとしたレースがあったので、参加。
 参加といっても、タイムはもはや、問題でない。

 朝は比較的暖かかったが、午後から季節風が吹いてきて、気温がずいぶん下がったと思う。

 落ち葉集め4袋。
 雑木林はまだ、完全に落葉したわけではない。

鹿岳

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二ノ岳から浅間山


 ほぼ終日、大量の薪作り。
 おかげで昨日持ってきた桜をあらかた、割ることができた。

 午後から思い立って、南牧村の鹿岳に登ってきた。
 記録を見ると、前回登ったのも1995年の11月25日だった。
 晩秋ともなると、鹿岳あたりへ浅間山を見に行きたくなるのだろう。

 前回のように木々岩峠を周回するといいコースなのだが、今日は、午後から登り始めたので、高原からの往復だった。

ヤマナシ

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拾ってきたヤマナシ
こそげた果肉に砂糖をまぶす


 朝から近くの公園で、いただいた桜の玉切りと運搬。
 割らねばならない木が、また手に入った。
 桜はまだ残っているので、来月までにはすべて、自宅に運ばなければならない。

 午後から、秩父事件研究顕彰協議会の入門講座。
 入門講座といっても内容は濃く、新井寅五郎と田代栄助について、じつに興味ふかい話を聞くことができた。

 写真は、22日に秩父市内で拾ったヤマナシ。
 酸っぱくて渋くて、とても食べられないのだが、果実酒にするか、やまなしジャムにすれば、なかなか美味しい。
 とりあえず、ジャムを作り始めたので、その写真も。

キビ餅

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キビ餅


 朝から大量の薪作り。
 先日もらってきた桜がかなり片付いた。

 赤大豆の種子選別。
 収穫した大豆には、形のよくないものや虫食い豆がたくさんまじっている。
 大豆は、よい豆とどうにか使い物になる豆とダメな豆に分けなければ、使い物にならない。
 中でも、来年の種としてとっておくのは、大粒で色も形もよい、選りすぐりの豆でなければならない。
 それを手作業で選ぶのだから、手間がかかるのである。

 午後から畑で農作業。

 ピーマンやナスの片づけ。
 ナスをあまり多食しないので、苗で買うが、ピーマンはいつも種から育てている。
 収穫開始は、苗で買うより遅くなるが、降霜して枯れるまで、ずっとなり続けるから、数えてみたことはないが、一株から数十個以上は収穫できる。
 ピーマンは偉いと思う。

 バジルの種とり。
 三峰インゲンの種実とり。

 ナメコの収穫。

 写真は、キビ餅。
 蒸かした糯キビとうるち米を餅つき機でこねてさらに蒸かし、練り黒ゴマをのせてある。
 そういえば、すべて自家製だ。

日和田山

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宝筐印塔


 雨予報だったがよく晴れた一日、高麗から日和田山、北向地蔵、ユガテ、東吾野と歩いてきた。
 全行程4時間半くらいだが、管理の行き届いた遊歩道のようなコースなので、それなりの距離だったと思う。

 日和田山界隈の紅葉は秩父ほど進んでいなかった。

 写真は、日和田山頂にある宝篋印塔。
 山頂の展望は、以前ほどではなくなっていた。

 帰秩後、畑で農作業。

 ヤーコン地上部の刈り取り。
 オクラの刈り取り。
 残り大豆の引き抜き。

釜伏山晩秋

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釜伏山晩秋


 冬型による季節風の強い日だったが、天気は快晴だった。
 今日は終日、山林業務で、ヒノキの間伐をやっていた。

 長瀞町風布にある仕事場あたりは、紅葉はすでに峠を越え、落ち葉が散り敷いた状態だった。
 伐倒は若い人に任せて、自分はチルホールを使って、かかり木を処理したのだが、すでに十分育ったヒノキがかかり木になると、根元を引いても、ちっとやそっとで倒れるものではなく、たいへん疲れた。

 写真は、仕事場近くの植平耕地から望んた、釜伏山。

ヤマブドウはずれ

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テイカカズラ


 昨年、大量のヤマブドウを拾った場所を再訪してみたが、一つも落ちていなかった。

 果樹が隔年結果するのは普通なので、残念だが、驚くほとでもない。
 しかたがないので、落ち葉の散り敷いた陽だまりで、コーヒーを飲んできた。

 ところで、昨冬まで営業していた霧積温泉・きりづみ館が閉館していた。
 残念だ。

 帰りのドライブで、里芋・ウコンなどの種芋を購入。

山のきのこ全滅

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 イワナだけでなく、きのこからも、セシウムが出ている。

 朝日新聞デジタルによれば、野生きのこに出荷制限がかかっているのは、現時点で、青森・岩手・宮城・福島・栃木・群馬・埼玉・山梨・静岡・長野の各県である。
 千葉や茨城で、放射性物質が検出されないはずがないから、東日本から東北にかけての山のきのこは、すべて汚染されていると見ていいだろう。

 青森県や静岡県は福島から遠いから、放射能の影響は低いだろうというのは、なんの根拠もない無意味な楽観論にすぎない。
 日本列島全体がすでに、子育て不適地になっていることを、思い知らねばならない。

 それでも原発を再稼働するとか、建設中の原発は完成させて稼働させるとか言ってる人々のアタマは、どうなっているんだろう。

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 ここ数日、家の周りを歩いていた熊が捕殺された。

 罠にかかったのは母熊で、子熊は逃げた。
 親と死に別れても、たくましく生きていってほしい。

ガビチョウ屋敷

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ガビチョウ


 この冬初めて、朝の気温が氷点下まで下がった。
 これから厳冬に向かって、上下を繰り返しながらすこしずつ寒くなっていく。

 職場のイベントが本日ようやく終わり、明日は休めることになった。

 庭に雑穀が落ちているため、ガビチョウがたくさん集まってきている。
 穀物の粒・花・木の実など、なんでも食べるから生活力が強いのだろう。

 まるでガビチョウ屋敷だ。

イワナからセシウム

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 東京新聞に、新田川のイワナから1400ベクレルの放射性セシウムが出たという記事がのっている。
 いよいよこういうことになってきたという思いである。

 放射性物質は、落ち葉に吸着される。
 沢に落ちた落ち葉は、川虫が食べる。
 イワナは川虫を主食としているのだから、放射性物質が生物濃縮されるのは当然だろう。

 このようなことが起きたことに対し、責任あるものには、責任をとらせねばならない。

ソバ刈り

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ホオジロ


 出勤前に、秋ソバの刈り取り。
 今年のソバは、台風のために、隣に植えてあったタカキビが倒伏して覆いかぶさってきた関係で、不作。
 しかし、品種は信州大ソバなので、そこそこの収穫にはなりそうだ。

 昨日来、降霜しているので、ソバの茎は凍っていた。

 職場のイベントのため、この週末も仕事。
 明日の業務は、駐車場で棒振りなのだが、二つ玉低気圧が通過するので、雨予報で寒そうだ。

 雑穀類を処理しているので、おこぼれ目当てに、ホオジロなどが集まってきている。

鋸山の花

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ツワブキ

野菊

リンドウ

ダイモンジソウ

コムラサキ

ハマヒルガオ


 休みをとって、ほぼ終日、百姓仕事。

 朝と夕方に、大量の薪作り。
 先日の続きで、主として桜とネムを割った。
 今月初頭から疲労性の腰痛が続いているため、ちょっと苦しかったが、かなりはかどった。

 畑に行って、大豆引き抜きの続き。
 こちらもまずまずはかどった。

 トマト雨よけ支柱の片づけ。

 ヤーコン地上部の刈り取り。
 こちらは、最後までできなかったので、続きはまた後日。

 写真は、鋸山の花たち。

房総の海

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保田海岸から大島

トビ舞う大房岬の夕暮れ


 二つ玉低気圧が去り、水曜日ごろにかけて本格的な冬型になりそうだ。
 太陽の出る昼間でも、風が吹くとずいぶん寒くなりそうだ。

 千葉県に出かけている間に、家の周囲に熊が出没し始めたそうだ。
 ワナに一度かかったが、鉄の檻を壊して出ていったらしい。
 だいたい毎日、オトリ餌の蜂蜜を舐めに来るのだが、今はずいぶん用心深くなって、ワナにはかからない。
 朝夕は、不用意に家から出るなという言い継ぎが回っている。

 蜜の味を覚えてしまったら、熊はもう、ここから離れることはできないだろう。
 そうなれば、殺されるしかない。
 なんとも複雑な気分だ。

 写真は、房総の海。

房総・鋸山

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日本寺から富士山


 三日間かけて、房総の鋸山へ登ってきた。

 金曜日に大房岬で幕営。
 土曜日に、観月台コースから鋸山へ登って林道口経由で保田海岸へ下山。
 今日、一日かけて帰秩した。

 標高たかだか300メートルほどの低山と思っていたが、三角点から林道口にかけての尾根は、マテバシイなどシイ類とカシ類の自然林で、なかなか見どころがあった。
 また、西半分は石切場跡でズタズタではあるのだが、リンドウやダイモンジソウ・センブリなどが点々と咲き、なかなかいいところだった。

 土曜日は、弱い冬型だったはずで、西風が多少あったものの、よく晴れあがり、東京湾ごしの富士山もよく見えた。

タカキビ

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タカキビ


 午前中、休みをとっていくつかの懸案を片づけた。

 まずは、すでに締め切りを過ぎてしまった、秩父事件関係の原稿書き。
 いつもは、書いてからしばらく寝かせて、少しずつ表現を修正などするのだが、今回は、時間がないので、書いてすぐに送ってしまった。

 畑に行って、忙しくタカキビの刈り取り。
 全部刈る時間がなかったので、秋ソバの上に倒伏した分だけを刈り取った。
 草丈が3メートルくらいに伸びているので、穂のついた先端50センチほどを刈った。
 どういうわけか、タカキビは鳥害にほとんどあわなかった。

 それから第六回 山里の記憶・原画展へ。
 明日から、千葉県へ3日間の出張が入ってるので、出かけるとすれば今日しかなかった。

 会場には、参観者やモデルさんが続々と詰めかけており、平日にもかかわらず、盛況だった。
 kurooさんや彼のサポーターの方々と挨拶を交わして小1時間ほど、絵をじっくり見せていただいた。
 ホームページでみるより、原画のほうがずっと暖かみがあるように感じる。

 会場では、何人もの知人と顔を合わせたのだが、ゆっくり話をする余裕がなかったのが残念だった。
 できれば2ないし3時間ほどは腰を落ち着けていたかった。

エゴマ干し

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エゴマ干し
 今朝も大豆抜き。
 えんどう豆の種が少し余ったので、タマネギ苗が足りなかったマルチ穴に、ダメ元でまいておいた。

 豆を取り込んだり、エゴマを干したりしているので、家の中が散乱しているが、この時期ならではの混乱である。

 里山もずいぶん色づいてきた。
 来週には、本格的な降霜を見るだろう。

 忙しくしている間に、季節はどんどん冬へと向かっている。

 明日から、第六回 山里の記憶・原画展が始まる。

 秩父の山里の民が、どのような思いで、どのような暮らしの知恵を受け継ぎながら生きてきたかを、たくさんの笑顔とともに教えてくれるはずだ。

 お近くの方、お時間のとれる方はぜひ、ご覧になっていただきたい。

チャナメツムタケ

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チャナメツムタケ


 畑の大豆はいつも、畑に放置すると、鳩あたりがウロウロするので、引きぬいて自宅へ持ち帰り、さやを外して乾燥しながら、種実を取り出している。
 今日は大豆をいくらか、持ち帰った。

 写真は、滝川に出ていたチャナメツムタケ。

 チャナメツムタケは、放射性セシウムを大量に吸着するきのこらしく、「チャナメツムタケ 線量」でググってみると、山梨県や長野県のデータが大量にヒットする。

 佃煮にするとじつに美味しい。
 日本列島で暮らす若い人は、もうチャナメを食えないだろうと考えながら食べた。

ミグロの通らず

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ミグロの通らずだ


ヌメリスギタケはちょっと古い


カツラ大木


高滝で終了


 しばらく見ていなかったエゴマがひどく脱粒していたのだが、収穫している時間がなかったため、家人にエゴマの刈り取りを依頼した。
 ヤーコンの葉が本格的に霜げ出した。
 明日は寒冷前線が通るが、雨模様なので朝の冷え込みはないだろうが、木曜日には次の寒気が入りそうだ。

 写真は、清掃山行のひとコマたち。
 ミグロの通らず付近のゴルジュは、以前は安定した巻き道があり、長く巻いていたような気がするのだが、今回はあまりはっきりした巻き道を見つけることができなかった。

渓流清掃2012

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タカノツメ落葉


名残のダイモンジソウ


チャナメツムタケが顔を出していた


 瀬音・源流部会による今年の清掃山行から帰宅。

 今回は、滝川下流部(久殿沢出合から高滝まで)をきれいにした。

 昨年の豆焼沢の時もそうだったが、釣りに行けてないせいか歳のせいか、遡行がとても大変だった。
 ミグロの通らずの通過も久しぶりだったが、かつて遡行した時の記憶が消えてしまっているためか、どこをどうやって巻けばいいのかわからずに、四苦八苦した。
 ナメ沢出合下は、腰まで浸かって通過したが、さすがに初冬の渓とあって、恐ろしく冷たかった。
 ともあれ、無事に終わってよかった。

 遡行後、別の渓で打ち上げしたあと、そのまま泊まったが、朝起きてみたら、フライシートが凍りついていた。

 帰宅後、少し休んでから農作業。

 コンニャク芋の掘り上げ終了。
 少ししか作らなかったさつまいも(安納)の掘り上げ。
 ヤーコンの葉などは霜げ始めていた。

 Movable Type5.20を導入できなかった時の後遺症で、バージョンが5.04にダウンしていた。
 それを5.14に戻したのち、ようやく環境を整えた。
 カテゴリの並ぶ順番などは、未だに復活できないままだが、気長にやるしかない。

 どうして5.20だとインストールできないのだろう。

忙中読書

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タカキビ現況
 朝やや早く起きて、農作業。

 今日の作業はコンニャク掘りの前半。
 前半とは、今年養成した、来年用の種芋掘りである。

 今年食べるコンニャク芋は、これから掘る。

 写真は、タカキビの現況。

 寒気が入っている関係で、気温が低い。
 そろそろ霜が降りる季節になってきた。

 読書ノートに、『マタギ食伝』『地震と噴火の日本史』『山の民俗誌』『山名の不思議』『黒曜石3万年の旅』を追加。

 『地震と噴火の日本史』は、日本列島が天変地異と共生しなければ暮らせない島だということを証明している。『山の民俗誌』は、山里の暮らしの知恵が、この列島で暮らす上でどのような意味を持っているかを考えさせる書。『黒曜石3万年の旅』は鉄器の使用以前に道具の素材として最も重要だった黒曜石にまつわるあれこれを解明している。いずれも好著だった。

ショウガ収穫

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ショウガ収穫
 仕事を半日休んで、農作業。

 まずは薪作りを10日分ほど。
 今日割ったのはほとんどネムノキだった。
 素性のよいものばかりだったので、割りやすくて助かった。

 畑に行って、玉ねぎの植えつけ。
 今年は、苗がうまくできなかったので、大阪丸玉・愛知白早生を合わせても、100本くらいしか植えることができなかった。

 ショウガとウコンの掘りとり。
 ウコンはまずまずよくできていたが、ショウガのできは今ひとつだった。
 種ショウガの植えつけが遅かったのかもしれない。

2023年8月

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