小鹿野市街地に近い畑で作っているシイタケとナメコが出始まったので、私達の未来測定所・秩父おがので線量を測定してもらった。
結果は、ナメコでキロあたり2.1ベクレル、シイタケでキロあたり9.6ベクレル。いずれも「不検出」と評価された。
庭で作っているシイタケは、今年の春の時点でセシウム134と137の合計値がキロあたり78ベクレルだった。
この数字も「不検出」だが、これを「不検出」というのは今ひとつ納得できないものがある。
秩父地方の場合、福島第一原発から飛散した放射性物質は、主として山間部に飛来し、蓄積していったのだということがうかがえる。
kurooさんの「山里の記憶」を取材したNHKの番組をこちらで見ることができる。
たいへんよくできた報道だと思う。
暮らしの知恵の宝庫だった一帯を、放射性物質が席巻したということになるのかもしれない。
許されざることだ。