志賀原発ノート2

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 志賀町では、2023年11月に、原発事故を想定した避難訓練を行っていた(NHK)。
 訓練は活かされたか。

 原子力規制委員会は、原発の耐震性や外部電源の耐性について判断するが、事故の際の避難については、原発自体の安全性と直接の関係はないため、避難が可能かどうかについての検討はなされない。
 政府は、「各地域において、実効性のある計画が作成される仕組みとなっている」(答弁書)と述べている。

 政府の言う通りなら、原発にもしものことがあった場合訓練でやった通り、住民は、志賀・輪島・珠洲あたりから、速やかに移動できたし、政府や県による救出・支援も容易だったはずだ。
 しかし実際には、地震により道路は寸断され、最低限のライフライン供給さえままならないのが現実だ。原子力規制委員会は、原発の安全性については詳しく調べるけど、周辺住民の安全については「知らんけど」なんだということがわかった。

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