2012年5月アーカイブ

毘沙門山山行記

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無名滝
白花オドリコソウ
フタリシズカ
ミツバツチグリ
樹種の多様な雑木林
ヤマツツジが満開


タマガワホトトギスやイワタバコが生える

 時間外労働のため畑に着くのが19時になってしまったが、スズメが大麦を食害するので、それから麦刈り。
 刈り終えたのは、20時だった。しばらくの間、忙しい毎日が続く。

 毘沙門山山行記を追加。

毘沙門山の花たち

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ラショウモンカズラ


ヒメハギ


クワガタソウが花ざかり


 退勤後に、日没まで草むしり。
 草は一見したところまだおとなしいが、メヒシバの小さな芽生えがたくさん出ているので、放置すれば手に負えなくなる。

 大麦を、スズメが食い荒らし始めた。
 ずいぶん黄色くなったが、まだ青いところが残っているので、今しばらく畑に置かねばならない。

 写真は、毘沙門山で見た小さな花たち。

毘沙門山

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毘沙門山から三山地区を見下ろす

 6年前に登ろうとして登ることのできなかった毘沙門山(二万五千図「長又」には「白石山」と記載されている)に登ってきた。
 自宅からもっとも近い三角点峰であり、大展望の岩峰だが、頂稜岩壁をなす一部の石灰岩が採掘されたために登山道が寸断され、現状はちょっとした難峰になっている。

 旧登山道のある大指(おおざす)から登るのは不可能だとわかっているので、今回は北側からとりついた。
 要トンネル手前の沢(長合沢)をつめ、山頂に至る小尾根をずり登れば、行けるのではないかと考えた。

 結論的に言えばこれが正解で、沢には仕事道の残骸が切れ切れに残っており、さほど苦労することなく予定していた小尾根の末端に至ることができた。
 小尾根のようすは、地形図で見ればかなり急傾斜だが、どれほどのものであるかは行ってみないとわからない。
 とりあえず進退窮まった時の用心に、久しぶりにシットハーネスを身につけ、20メートルの細引とエイト環をぶら下げて行ったのだが、息は切れたものの、危険なところは全くなく、難なく頂稜に登りついた。

 山頂部の登りもなかなかの傾斜だが、踏み跡もあって、特に問題なし。
 湿度が高く、高曇ってはいたが、まことに得難い展望をものにすることができた。

 写真は、三角点から見た小鹿野町三山地区。
 足元に見えるのが大指集落で、中景左が皆本集落。

粟の芽

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粟の芽
そら豆はもう少し


 終日、農作業。

 ピーマン小苗(一部)の植えつけ。
 シコクビエ小苗の植えつけ。

 糯粟の間引き。
 タカキビ予定地の草むしりとマルチかけ。
 ヤーコンのうねを耕耘・うね立て・マルチ張りして、小苗の植えつけ。

 ビニールポットに西瓜(嘉宝)の種まき。
 紙ポットにシコクビエ(追加分)・エゴマ・オクラの種まき。
 ピーマン小苗の植え替え。

 田んぼに行って、あぜの補強と泥ならし。
 20日に泥を掻いて以来、累計雨量は3ミリしかない。
 天水に頼っている田でこれでは、お手上げだ。
 週の頭にかけての気圧の谷に期待したい。

鬼無里新緑

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サンカヨウ咲く
ブナの芽生え
ネコノメソウも咲く
ブナ新緑


 ニンジンを片づけて、跡地にピーマンの植えつけ準備。

 ホウレンソウ跡地にマルチ張り。
 ここは、タカキビを植える予定だから、ざっと除草はするが、耕耘も施肥もしない。

 短形自然薯数本の植えつけ。

 先日まいた糯粟の、発芽しなかった箇所に播種。

 草をむしっていたら、ヤブ蚊が飛んでまとわりつきはじめた。
 いよいよ、そういう季節になったのだ。

 自宅でビニールポットに、バジルの播種。

 写真は引き続き、鬼無里の新緑。

鬼無里へ

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ニリンソウ乱れ咲く
ここにもキクザキイチゲが待っていた
至るところにスミレサイシン
これもまた日本列島らしい風景

 冷たい雨から一転して、初夏のような陽気になった一日、鬼無里に水芭蕉を見に行ってきた。

 ブナやヤチダモの林内のそこここに残雪があるなか、遊歩道を一周しただけだが、多くの花や山菜類を目にすることができた。
 ハリギリやウドを見ると、心が躍るが、ここは自然公園なので、手は出さなかった。
 この時期はやはり、雪国の山を歩きたいものだ。

シジュウカラ2

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シジュウカラ


 午後、雨が降ったが、天水田を満杯にするほどの降りにはならなかった。
 もっとも、畦にモグラ穴が開いているので、そちらを補修するほうが先決のような気もする。
 日曜日に掻いた田んぼを、カルガモがさっそく物色していた。

 シジュウカラの巣はそろそろ巣立ちの段階ではないかと思われる。
 巣から飛び出してきたこの個体あたりはずいぶん、幼い顔つきをしているように思うのだが、この春生まれた子なのだろうか。

凶兆を感じる力

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ちょっと遅い
コナラ萌える
コゴミ笑う
いい感じのネマガリタケ


 のどかな山から、下界に降りてくると、さまさまなことが段取り悪く、労力を無為に費消する。

 出勤途中も退勤途中も、NHKラジオは、金環日食のことでずっとはしゃいでいた。
 私は忙しく仕事をしていたから知らないが、ひょっとして終日、こんな馬鹿騒ぎをやっていたのだろうか。

 天体にこのような異常事態が発生したとき、昔の人は必ず、それを凶兆と捉えた。
 日食やほうき星の出現を目にしたとき、多くの人は、恐れ怪しみ、自重し、慎み、凶事が大禍なく過ぎ去ることを祈った。
 少なくとも、金環日食を「希望の輪」だというような感覚は、列島の民には存在しなかった。

 「日本人」がキツネに騙されなくなったのは、キツネに騙される能力を衰退させたからであり、それはこの列島で生きる力の衰退であると述べたのは、内山節氏だった。

 写真は引き続き、妙高山菜オフ。

妙高山菜オフ

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キクザキイチゲ1
キクザキイチゲ2
シュンラン咲く
ハリギリ喜ぶ

 妙高山菜OFFから帰宅。

 またも天候に恵まれ、よいタイミングで、妙高山麓の里山の春を満喫することができた。
 写真は、妙高山麓の花と山菜たち。

 帰宅後、田んぼに行って、田植え準備。
 代かきもどき(管理機で田の表面を掻く)をしたら、田んぼがそれなりの表情になった。
 あすの夜以降、降雨が予想されている。
 こちらもジャストタイミングになればありがたい。

雲取山山行記

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春浅いお経平付近
前白岩からくっきりと富士山
同じく前白岩から北岳
白岩小屋から北アルプス
バイケイソウの芽生え
三ツドッケ・蕎麦粒山
原三角測点
ミツバツチグリ


神領民家前のアズマシャクナゲ

 出勤前に軽く灌水したが、お昼前後に、寒気の影響による激しい雷雨があったので、畑はずいぶん潤った。
 夕方は、いくらか除草しただけで日が暮れた。
 糯粟の芽が出た。

 『石原慎太郎の人生』『国会議員村長』の読書ノートを追加。

 雲取山山行記を追加。

白沢峠山行記

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ガスが晴れた一瞬(雷岩近く)
バイカオウレン
ガスのコメツガ林
苔むす森
春浅い丸川峠
降雹
いい雰囲気の丸川荘
バッコヤナギ咲く
黒川鶏冠山
飛竜山
マルバダケブキの芽生え
木賊山と破不山
白沢峠
白沢のナメ滝


 出勤前に、ビニールポットにシコクビエの播種。
 栽培方法などがあまりよくわからないので、とりあえず慎重に作る。

 畑に行って、潅水と除草。
 退勤後、再び潅水と除草。

 『神去なあなあ日常』の読書ノートを追加。
 白沢峠山行記を追加。

酉谷山から陽が昇る

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酉谷山から陽が昇る


 出勤前に自宅で、紙ポットにキャベツの播種。
 これは、2袋100円で売っていたものである。
 こんなのでも、ちゃんと育つのだろうか。

 退勤後、若くして逝った弟子の墓参。
 畑に行って、短形自然薯とカボチャの支柱にネットかけ。
 第二次キュウリ予定地のマルチかけ。

 写真は、雲取山荘前からのご来光。

バイカオウレン

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バイカオウレン1


バイカオウレン2


バイカオウレン3


 今日は雨なので、遅くまで時間外労働にいそしんだ。
 畑の野菜苗たちにとっては、ありがたいお湿りだった。

 自宅ポットのピーマンがようやく発芽した。
 ピーマンの種は、有効期間内であれば、100パーセント近く発芽するのだが、適切に保温・保湿できないと、芽が出てくるのに、播種後一ヶ月近くかかる。
 地温が下がりすぎず上がりすぎないように調節するのはちょっと不可能なので、おおむね地温は低めで管理する。
 するとどうしても、累計地温が不足して、発芽が遅れてしまうのである。

 ホームセンターに行けば、冬の間に温室で育ててあったピーマン苗を68円くらいで売っている。
 一本からたくさん収穫できるから、そちらを買ったほうが有利かもしれないのだが、種から育てるという面倒なことをやっている。

 写真は、雲取山のバイカオウレン。
 雪解け直後の針葉樹林帯を華やかにしてくれる、とても可愛い花である。

駅から登る雲取山

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雲取山で富士山と正対する


 雲取山への業務山行から帰宅。

 土曜日の午後出発で三峰口駅から延々歩いて、日曜日の午前にようやく、雲取山にたどり着いた。
 この三日間は、幸運なことにずっと、移動性高気圧が覆っていて、夜は冷えたが天気は言うことなしだった。

 昨日の雲取山からは、南アルプスのほぼ全山と北アルブス主要部がすべて見えた。
 新緑の展開はいつもよりやや遅めで、白岩小屋の桜もまだ、開花する気配がなかった。

 雲取山からこんなに端正な富士山を望んだのは、初めてだ。

 帰宅前に畑で農作業。
 入山日の朝に糯粟の種まきをしておいたのだが、カラカラに乾いていた上、敷いたマルチが吹っ飛んでいたので、マルチの再固定と灌水。
 その他、いくつかの苗たちに灌水。

大麦・小麦

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大麦(右)・小麦(左) 2011/12/12
大麦(右)・小麦(左) 2012/5/11
 先月来、分刻みでこなさねばならない仕事が続いており、本来の仕事が窮屈になっている。
 おそらく意図的にそうさせているのだろうが、あとでどんなしっぺ返しが来るか、知れたものではない。

 出勤前に、四角豆とワタの播種(直播)。

 大麦に続き、小麦も出穂した。
 昨年冬と比べると、じつに力強い。

つぼみ菜終了

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つぼみ菜終了・御礼
 ジャガイモの第二次土寄せが終わった。
 これで、ジャガイモ関係の大仕事は終了。
 あとの管理は、花摘みくらいで、最後に芋掘りの大仕事がある。

 三陸つぼみ菜の片づけと、跡地のフォーマット。
 つぼみ菜は約2ヶ月間、しこたま食べ続けることができた。
 ありがたい限りである。

 雑穀予定地のフォーマット。
 陸稲の畝の除草。
 陸稲は順調に発芽した。

 カボチャのアーチ支柱立ての続き。
 エゴマ播種。
 アスパラガスに追肥(一部)。

 自宅で紙ポットに第二次キュウリ(八町)の種まき。

 寒気の影響で、今日もかなり激しい通り雨が降った。
 陽が落ちると肌寒いので、まだ、薪ストーブを焚いている。

大菩薩・早春の花たち

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バイカオウレン


ヒメイチゲ


ハナネコノメ


ツルネコノメ


 仕事量が多くて、2時間ほどの時間外労働になった。
 農作業ばできないから、朝早く起きて、ジャガイモの土寄せを少々こなした。

 『田中角栄と「戦後」の精神』『アイヌ民族の軌跡』の読書ノートを追加。

 大菩薩山塊は、豪雪地帯ではないから、花は少なかった。
 それでも、写真のように、マイクロな花たちに出会うことができた。

シジュウカラ

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シジュウカラ


 退勤時間が遅いので、夕方の農作業はできず。
 出勤前に、ジャガイモの土寄せ少々のみ。

 いつものように、シジュウカラが巣箱に来ている。
 この巣箱はもう10年ほど使っているので、かなり傷んでいるのだが、掃除してやると、冬の寒い時期から何度も下見に来て、今ぐらいには巣に入る。

 今は、巣の材料も餌も持たずに、数分おきに出たり入ったりしている。

苔むす森

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苔むす森


林床の苔1


林床の苔2


林床の苔3


 上空の寒気はまだ、抜けきっていない。

 二日遊んだので、今日は当然、終日農作業だったのだが、雷雨が来たりやんだりしているかと思ったら、突風が吹いて、昨日修復したばかりのトマト支柱がまたも吹っ飛んだ。
 その再復旧にえらく手間がかかった。

 ジャガイモの芽かきとジャガイモ畑の除草をやり終えた。
 実質一日仕事の大仕事が終わってほっとした。
 あとは、第二次土寄せをすれば、ジャガイモの管理はほぼ終わったようなものだ。

 大崎菜の片付けと跡地の耕耘。
 カボチャの種まき(直播)。

 写真は、丸川峠周辺のコメツガ林。
 このあたりでは、大菩薩嶺直下と丸川峠から少し行ったあたりが、風情のよい針葉樹林だ。
 このように味わい深い森を、あまり重くない荷を背負って、のんびり歩くのは、この上ない贅沢ではなかろうか。

大菩薩峠めぐり

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丸川峠からの富士


柳沢ノ頭からの富士


 大菩薩山塊の峠めぐりをしてきた。
 昨日、上日川峠から歩き始めて、丸川荘(丸川峠)で泊。
 今日は、丸川峠から六本木峠・柳沢峠・板橋峠・白沢峠と歩いて、三富村に下山した。

 帰宅後、畑に行ったら、トマトの雨よけハウスがひっくり返っていた。
 よほど強い突風が吹いたらしい。
 それを補修。
 ジャガイモの芽かきと土寄せ(一部)。

 山は、上日川峠から柳沢峠までの区間は、ゴールデンウィークらしい雰囲気で、ハイカーも多かった。
 しかし、今日歩いたところはじつに閑散としていて、柳沢峠から三富まで、ハンゼの頭で会った老夫婦以外には、誰にも会わなかった。

 昨日来、列島の上空に寒気が入っている。
 寒気が入っていれば、地上の降水確率が30パーセントでも、山ではほぼ確実に雨になる。
 高山では吹雪になる。

 丸川荘についた時はお昼すぎだったから、空はまだ、のどかに晴れていた。
 しばらくの間、小屋の外のベンチで読書などしていたのだが、空気が冷たくなったかと思うとたちまち黒い雲に覆われ、雷雨とともに、激しい降雹に見舞われた。
 屋根にぶつかる雹の音がひどく、小屋の中では話し声が聞こえないほどだった。

 今朝聞いたラジオは、白馬岳などで起きた大量遭難を報じていた。
 寒気を甘く見てはいけないことを改めて、肝に銘じた。

 本日の午前午後は、うららかに晴れた一日だった。

大口真神

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大口真神


 大雨注意報が出るほどの雨だったが、午後過ぎにはあがった。
 午前中は、骨休め。

 午後は、八十八夜のお日待ち。
 先年までは、河原沢のの龍頭神社からお札を受けていたが、今年から三峯神社にお世話になることになった。

 いずれも同じ修験系神社である。
 そして両社とも、大口真神を眷属とする。

 全国どこの山里でも同じだが、当地でも、畑の周囲をなまこ板のバリケードや電柵で囲わなければ、猪や鹿・猿などに作物を蹂躙される。
 今や絶滅してしまった大口真神はまことに、農耕安心の神だったのである。

 『今日も森にいます』『限界集落株式会社』の読書ノートを追加。

陸稲播種

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陸稲播種


 低気圧が東進してお湿りなのだが、カムチャッカ半島の南に巨大な高気圧があるために、低気圧のスピードが遅い。
 どうも大雨になりそうな気配だ。

 ジャガイモの芽かきを始めたのだが、雨ではどうしようもないので、とりあえず様子見。
 こんな雨の日は心置きなく、時間外労働ができる。

 日ごとに緑濃くなる周囲の山も、ずいぶん初夏らしくなってきた。

 写真は、今年の陸稲のうね。
 昨日直播したばかりだからもちろん、芽は出ていない。

 植え痛みを防ぎ、雑草を多少なりとも抑え、防乾や肥料の流亡防止などの役割を期待して、穴あきマルチを敷いた上に直播してある。
 播種から生育初期にかけてはスズメによる鳥害があるので、網を掛けた。
 上記のやり方で、2011年より播種量と栽培面積を減らし、収穫を増やそうという目論見である。

2023年8月

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