明日は秩父夜祭りだが、仕事は一応、平常勤務。
ふつうに退勤したのでは、交通規制のために帰れなくなるから、多少休みをいただくつもり。
今日のわたしの仕事は、通常の仕事のほかにLANケーブルの製作とトラブってるパソコンの診断。
ネットワーク関係とかパソコンの設置とか動作確認とかトラブル対応なども仕事のうちに入る。
はたしてこれが教師の仕事なのかという基本的な疑問がある。
学校教育法には、「教諭は児童の教育とつかさどる」という明確な規定がある。
法的には、これらは教師の仕事ではないと断言できるのだが、じゃ実際のところ誰がやるのかというと、現場の教師しかいない。
誰かがやらなければならないなら、自分がやることにやぶさかではないのだが、こんなことをやってばかりいたら、授業をよりよくしたり、学級だよりを書いたりというような仕事が物理的にやれなくなる。
そうでなくても、事務的な仕事量は以前の数倍に脹れあがっているのに、である。
何もかもちゃんとやろうとすれば、きっと壊れてしまう。
壊れることが美徳とは思わないし、今は壊れるわけにはいかない。
事務的仕事やパソコンメンテなど、直接教育にかかわらない仕事が増大すると、教育の質を落とすしかないのではないか。
少なくとも結果的にはそうなるだろう。
そのしわ寄せは結局、若い人たちに行ってしまうのだから、やりきれない。
腰を据えてじっくり教育に取り組みたい。