昨日に引き続き、読書の話題です。
今読んでいる、『山が笑う 村が沈む−ダムに揺れる五木の人々』(葦書房)に、こんな言葉がありました。
アメリカ先住民ホピ族の言葉。
「大地は未来からの預かりもの。何かをするときには、七世代先の子どもたちを基準に考えるんだ」
30歳を過ぎたら選挙権がなくなるというような選挙制度で、国民の代表を選ぶというようなことでもしないと、日本は、よくならないかもしれない、と真剣に考えてしまったりします。
2003年1月アーカイブ
鎌田慧『自立する家族』を読みました。
忙しくて、読書ノートを書くヒマがありませんのでここに書きます。
子育て、学校教育、化学汚染、現代の人権問題などに関する小エッセイ集。
いわゆる「評論家」の話を聞いていると、まわりくどくて、わけがわかりませんが、個人の自立や人権の大切さを端的に説くジャーナリストのことばは、わかりやすく、すべて胸に落ちます。
忙しくても、いい読書を心がけねばいけませんね。
本日は、おそろしく寒い日でした。
冬型に伴う雪雲がちぎれ飛んできて、風花が舞いました。
外では、冷たい風がゴウゴウと吹きまくっています。
明日の朝は、どんなに冷え込むでしょう。
もうすぐ二月。セツブンソウが咲く季節も遠くないというのに。
職場の同僚から、アマランサスの種子をいただきました。
『雑穀つぶつぶクッキング』などを見て、興味はあったのですが、種子の入手方法がよくわからなかったのです。
雑穀の一種とはいえ、キビなどよりずっとちっちゃくて、あんパンの上にかかっている芥子(けし)の実みたいな感じ。
食感は、栽培してみてからのお楽しみです。
粟やキビとちがって、殻をはずさなくても食べられるそうなので、収穫後の処理は多少、らくかなと思いますが、さて、どうでしょう。
これは、夜の滝沢ダム工事現場です。
まるで不夜城ですね。
先日、珍しく、夜に大滝村方面に行く用事ができましたので、ダムサイト上の駐車場から現場を遠望したら、こんな光景が目に入ったのです。
滝沢ダムは、現在、本体のコンクリート打設の最中です。
現場で働いておられるみなさんは、寒いなか、ご苦労様ですが、こうしてまた、国費が浪費され、山が削られるかと思うと、複雑な気分です。
山間とは言え、天理市あたりは、秩父とはちがって、ずいぶん暖かいようです。
自転車で走っていたら、白いエンドウ豆の花が咲き、実ができていたので、びっくりしてしまいました。
下の棚田のへりに、カラスウリがぶら下がっていました。
昔は、こういう景色をよく見たものですが、最近は、珍しくなったのではないでしょうか。
天理市の東、山ノ辺の道近くの低山を歩いてきました。
天理は、相変わらず、天理教のパワーがすごくて、圧倒されました。
ちょっと感動したのは、天理市街からやや奥に入った谷の棚田です。
最近の田んぼは、耕地整理のため、へりが直線のところが、ほとんどですね。
しかし、直線より曲線の方が、わたしなんかの目にはやさしく映るのです。
地形をうまく利用し、天水を使って作られた棚田は、日本人の暮らしの工夫の粋をこらした、すばらしい文化だと思いました。
またまた、大雪が降りました。
本日は、仕事を途中で切り上げさせていただいて、帰宅。雪かきをしました。
秩父地方からの主な峠道は、すべて通行止め。
これは、自動車の中から撮影した、まわりの景色です。
このところ、仕事がつまっていて、ややグロッキー気味です。
今日また、種が来ました。
今度は、同じネット販売ですが、こちらで買ったものです。こちらは、育て方などの説明書を同封してくれますから、とても親切。
今週末には、ゆっくりできるのではないかと思っています。
荒川水系渓流保存会の飼育池当番のため、武甲山麓の池に出かけました。
途中で電柱工事をしていたため、自動車が通れず、登山口下から歩きました。
これは、登山口のお狗(いぬ)さま。
どこのお狗さまもそうですが、筋骨隆々としていて、眼光鋭く、深く裂けた牙は、迫力満点です。
昨日、豚肉の薫製を作りました。
材料は、スーパーで買った国産豚肉の固まり。
スモーカーは、以前は一斗缶を使っていましたが、今は、ホームセンターで買った「いぶすくん」というスモーク用の缶を使っています。使用感は、いまいち。
肉を買ったのは、今月6日。買ってきたらすぐに、下ごしらえ。といっても、塩とコショウをすり込むだけです。
13日に、さっと洗って風でしばらく乾かし、サクラの輪切り木を一枚使って、スモーキング。なるべく低温でじっくり燻すのと、水分はどんどん外へ逃がすようにするのが、要諦です。「いぶすくん」は、水分の逃げ場がないのが、致命的に不便。
出来上がりは、13日深夜。最後は薪ストーブの残り火を使うので、いつ仕上がったかは不明。
食したのは本日。とりあえずよけいなものを添加しないスモークドポークのうまさは、ちょっと言葉では言いあらわせません。
部屋の天井で、フタホシテントウとナナホシテントウが、冬眠しています。ナナホシは、一つしかいないので、さびしいかも。
タンスを開けたら、何十匹ものテントウムシがひしめき合っていたこともありました。
テントウムシは、農作物の敵であるアプラムシを食べてくれるので、寒い家ですが、一つ屋根の下で、ともに冬を過ごそうと思っています。
近所のスーパーで、各種小麦粉を売っています。
フランスパン用の強力粉(リスドオル)とトウモロコシ粉をまぜて、パンを焼きました。
こねてふくらませたあと、年末に買ったダッチオーブン(巨大鉄鍋)で焼きます。
これには、大量の炭火が必要なのですが、薪ストーブで作ったオキ火が使えるので、手間はかかりますが、なかなかうまくできるのです。
トウモロコシ粉を入れたせいか、モチモチしたフランスパンができました。
こちらに注文してあった種が来ました。
毎年、正月休みに、今年の作付けについて、いろいろ考えます。
今までは、JAとかホームセンターで種を買っていましたが、今年は、作物や品種の品揃えの多いネット通販を使いました。
鍬一本で畑をうなったり、蚊の襲撃に耐えながら草をむしるのはつらいですが、種の袋には、今年の夢がいっぱい、詰まっているのです。
職場の建物わきで、ホトケノザが寒さに耐えています。
ひさしの下なので、雪がかぶらないのですが、日の射さない、冷たい石ころのなかで、凍りながらも生きています。
誰かに引っこ抜かれなければ、いつか、花を咲かせる日も来るでしょう。
あしたは金曜日。
休み明けの週は、えらく長く感じます。いささか疲れ気味。
雑誌やネットで、「スローライフ」というような言葉を目にすることが増えてきましたが、いい言葉ですね。
あと一日。がんばろ。
ありがたいもの。
今朝は昨日より少し暖かかったけれど、秩父地方の公式発表で氷点下7.2度。
数本の薪を燃やして暖をとり、お湯を沸かしてお茶を飲みます。
やれやれ、あったまりました。では行って来るとしましょう。
しかたないので、買ったあずきを食べています。
でも、とてもうまい。(^^)
今年は、再びあずきに挑戦しましょう。