昨日、出たついでに、旧荒川村の即道神社を見学してきた。
即道を検索すると、彼のプロフィールがいくつか出てくる。
「即道」とは、旧荒川村上田野に住んでいた健脚者の六兵衛氏のことらしい。
日帰りで江戸に行って魚を買ってきたとか、鉄瓶の湯が沸くまでに武甲山に登ってきたなどの口碑があるが、そのあたりはちょっとリアリティに欠ける。
晩年は贄川の常明寺の住職になったというのに、神として祀られているのはおかしいような気もするが、神仏が適当に混淆しているのが日本の在来の信仰だから、むしろそちらが自然なのかも知れない。
歴史学的な考証は不可能だと思うが、稀代の健脚者ではあったのだろう。
即道のようなスーパーマンになるつもりは毛頭ないが、できるだけ長く、歩いたり走ったりし続けたいので、少しはあやかりたい気持ちがある。
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