フクイチ事故によって汚染された地域の再除染について、「作業しても放射線量が下がらなければ、やっても無駄だから、もうやらない」というふうに読めないこともないのだが、いくらなんでも、そんな馬鹿なことを政府が言うはずがないと書いたのだが、そんな馬鹿なことを政府は、本気で言っているらしい。
朝日新聞デジタルは、「復興庁の責任者の秀田智彦統括官付参事官は取材に「無尽蔵に予算があれば納得してもらうまで除染できるが、とてもやりきれない。希望者には線量計で一人ひとり判断してもらうという提案が(政府側から)あった」と述べた」と伝えている。
どれほど腐った口があれば、「無尽蔵に予算があれば納得してもらうまで除染できるが」などという、理不尽な言葉が吐けるのだろう。
他人の家を住めなくしておいて、「カネがないから知らん」という話が、通っていいはずがない。
これは絶対に認めてはいけない。
カネをいくら使ってでも、除染しなければならない。
そのためのカネは、原発で作った電気を無尽蔵に使って、罰当たりな暮らしを続けている「日本人」が払わねばならない。
あたりまえではないか。
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