菅降ろし

| コメント(0)

 午前中は、畑。

 キュウリの片付けとキュウリ跡の耕耘。
 ミニトマトに追肥。
 これだけで、グロッキーになって、帰宅。

 お昼に激しい雷雨。
 秩父事件研究顕彰協議会の集まりから帰る途中、畑の草取りをしていたら、再び激しい雷雨となった。

 この雨は、天気図を大雑把にしか読めない自分には、とても予想できない。
 太平洋高気圧の張り出しが弱いため、結果的に、千島付近の高気圧から寒気が列島に流入しているようだ。
 降雨は極めて局地的で、お昼の雷雨は、自宅では土砂降りだったが、5キロほど離れた別の集落では、道路が乾いたままだった。

 山歩きや、まして渓流釣りには、甚だ厄介な天気の状態だが、予想天気図を見ると、次の週末には再び、梅雨前線がやや北に偏って停滞するようだ。

 菅首相の進退をめぐって、メディアは相変わらず、「いつやめるか」「やめないのは嘘つきではないか」という報道をたれ流している。

 鳩山前首相は、閣僚は一斉辞任し首相に退陣迫れと言っている。鳩山氏は、かなり必死のようであるが、彼が、谷垣禎一氏・安倍晋三氏・森喜朗氏らと並んで、地下式原子力発電所政策推進議員連盟の顧問であることを、忘れてはいけない。

 原発推進派にとって、目下のところ、最大の目の上のたんこぶは、菅首相なのである。

 佐賀県の古川知事がまた、そのことを証する発言をしていたことが、明らかになった。読売新聞によると、古川氏は、「再稼働に向けた具体的な段取りを示した上で、懸念材料として「国サイドのリスクは菅首相の言動」と指摘」するのみならず、「「再稼働に向けた動きを一つ一つ丁寧にやっていくことが肝要」とした上で、国際原子力機関(IAEA)から国の緊急安全対策を評価する談話を出してもらうよう工作すべしと国に進言した」という。

 古川氏が、九電幹部から4年間に計42万円の献金を受けていたことは、以前にも指摘した。
 自民党への個人献金の72.5%が東京電力など電力9社の当時の役員・OBらによる(リンク先記事は既に消滅)という報道もあった。

 菅首相の行政能力については、疑問があるのだが、ことによると、ここは原発社会から離脱できるかどうかの剣ヶ峰かもしれない。
 今、菅降ろしに手を貸すべきではない。

コメントする

2023年8月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

アーカイブ

カテゴリ