熊野の食2

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じゃばらポン酢

早香


 最低気温がようやく氷点下5度を下回った。
 これで例年並みだが、暖冬に慣れていたので寒さが身にしみる。

 午後から集落の新年会に出た以外は、のんびり過ごした。
 結局、何かしら食ってばかりいるわけだが、熊野で入手した美味なるものをまた少しご紹介。

 じゃばらとは、三重県北山村に特産する柚子に似た柑橘で香りがよい。
 上はじゃばら果汁を使ったポン酢。
 この時期、マトモな豆腐を使った湯豆腐をこれで食する。
 じゃばらは花粉症によいという話もある。

 下は早香。
 温州みかんとポンカンとの交配種だそうだ。
 味はポンカンに似て甘く、袋はミカンのようにはずれやすい。
 新宮のミカン屋さんによると、見た目が今ひとつなので値もさほどではないらしいが、味と食味は抜群である。
 大阪あたりに住んでればひとっ走り買いに行けるのだが、関東の山奥にいては、そんなわけにもいかない。

コメント(2)

新年おめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。
お気に入りのおいしいものをゆっくり味わえる余裕のあるのがお正月のよいところでしょうか。その土地その土地でこっそりおいしいものを楽しんでいるのでしょうね。

暮れの山歩きで「鶏足山塊」というのは足利の小俣にある鶏足寺のあたりのコースですか。あの辺にハイキングコースがあって歩いている方を見かけることがありますがー。ハイキングよりもかなりきつい登山のような気がします。冬の低山は陽だまりになっている所はほんとうに気持ちがいいですね。なによりも熊が出ないのが安心です。極楽さんは今年もお元気で山登りができますようにお祈り申し上げます。

ミケさん、明けましておめでとうございます。
 身体を休めることができるのはありがたいのですが、どうも食べ過ぎでマズイ状態のようです。

 鶏足山塊は、益子町・茂木町から茨城県境にかけての低山帯です。鶏足山が主峰なので、そう呼ぶようです。
 足利の鶏足寺周辺も、桐生から仙人ヶ岳にかけてのコースや深高から石尊山のコースがありますので、いいところですね。
 ところで、今年の作付け計画はもう作られましたか。わたしはまだですが。

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