足尾と日光

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 来月、出張で行く予定の足尾と日光へ、休みをとって下見に行って来ました。

 久しぶりに三川ダムの駐車場に行ったら、足尾環境学習センターというハコモノができていたので、まずはそちらを見学。

 鉱毒事件の本質や責任論をみごとにスルーし、緑化に取り組む国土交通省を懸命にアピールする展示が中心。
 もちろん、勉強になる展示物も多々あるのですが、谷中廃村(100年前の今月)が記載されていない鉱毒事件関係年表の裏にどんな意図があるのか、考えさせられます。

 日光は時間がなくて、あまり歩けず。
 フタスジチョウやアサギマダラなど、蝶が乱舞していました。

 写真は真っ昼間から観光客の行き交うミズナラ林に出没しているシカ。
 どう見ても異常な状態ですね。

 日光らしいきのこといえば、ホシアンズタケの老菌を1個体見ただけ。

コメント(10)

おはようございます。足尾と日光!夏は涼しくて最高ですね。今年は長雨で道が心配なのであまり近寄りませんでしたが崖崩れなどはありませんでしたか。2,3年前はいろは坂の登りのほうが通行止めになって、下りを使って交互に通していたことがありましたね。下りを登るなんてそんなに出来ない事なので頑張って2回行きました。足尾も歴史館とか出来て通洞の社宅跡は近代建築?ばかりになりどんどん変わっています。ちょっと寂しいです。鉱毒事件といえば「足尾鉱毒事件田中正造記館」が館林市のわたらせ駅の近くに出来るそうです(10月1日開館)足尾鉱毒事件というのがはっきり頭に付いているのは何か意図があるのでしょうか。


シカは白いお尻がいいですね。戦場ヶ原を歩くといつも見かけます。イワナも泳いでいるのがたくさん見えますね。  
巨大イワナ、淵のヌシだったかもしれませんね。

安谷さんこんばんは。のみねです、お久しぶりです。

電気柵内の戦場ヶ原、小田代ヶ原に侵入した動物(鹿、猪豚)は、駆除検討との新聞記事を読んだことありますが、それが良いこととは、私には思えません。
でも、なにか良い方法はあるのでしょうか?

こんばんは。何回もすみません、記入間違いで、「記念館」です。田中正造の資料館は墓地のある雲龍寺にあるから、それを記念館に移すのでしょうか。資料館には銅山関係のものは確か置いてなかったと思います。足尾と館林と合わせて見る、という事でしょうね。

ミケさん

 足尾近辺は一時期、山歩きや釣りに足繁く通いました。足尾環境学習センターの展示には松木川の水はきれいになったとありましたが、足尾のイワナはどうしているのかなと思っています。
 昨日わたしは秩父事件の史跡めぐりに行ってましたが、谷中や足尾方面でも史跡めぐりが行われたようです。足尾の史跡もきっちり見たいのですが、いい川があるので、ついフラフラと竿を持ってってしまいます。

のみねさん

 写真のシカは赤沼のバス停にいました。電気柵に入るのがいるとは驚きました。
 日光のシカは山越えで尾瀬に進出し始めているようです。日光のササはまだ健在なのでしばらくは大丈夫でしょうが、ササが枯れ始めでもしたら、尾瀬が大変なことになるでしょう。
 わたしは見ませんでしたが、小田代と竜頭の滝の間では熊も歩いていたそうです。

私は、見ましたよ。
バスの運転手が止まって見せてくれました。
枯れ木の影に黒いものが隠れていました。

日光ではシカやおサルさんによく会いました。クマさんにであったらどうしようとビクビクしてしまいましたが、もともとは彼等の住む場所を私たちが奪っていているのですよね。
能登に移り、車をよく使うようになりました。海岸近くのマツ林を貫くようにつくられた早朝の能登有料道路には車に轢かれたタヌキかイタチと思われる死体がいくつも目に付きました。
便利さと引き換えに野生動物の安住を奪っているのですね。心が痛みます。
栃木ではけもの道を確保する道路づくりの試みがあると聞きました。
よくある未来予想図のように車もリニアモーターカーみたいになって筒状の道を走れば、動物達とぶつからないのになーって思います。

うらべにさん

 そうですか。わたしは眠っていたので、見逃しました。

あらきさん

 シカとサルに関して言えば、日光でも秩父でも生息数が激増しているのが実情です。人間が減ってシカ・サルが増えています。

 シカはスズタケなどのササを食べているのですが、個体数が増えた結果、樹木への食害がひどくなっています。奥白根のシラネアオイが全滅したのもシカの食害が原因です。奥秩父の雁坂峠のお花畑も壊滅してしまいました。本来シャイな動物で、人間を見ると逃げるのですが、先日は逃げないシカが何頭もおりました。景観的には残念ですが、小田代の電気柵設置はやむを得ないです。本来暖地の動物なのですが、温暖化が進行して尾瀬の雪が少なくなると、日光のシカが尾瀬に進出するのは必至ですから、湿原の草花への食害が心配されます。

 サルは秩父では横瀬・浦山・三峰口・滝川に群れがいて、滝川以外の三つの群れは農作物をひどく食害しています。サルのために農業をあきらめる人がいるほどです。これらのサルは以前からいたのでしょうが、サルとの戦いはきびしいです。日光いろは坂のサルは観光客に餌づけされている面が強いですね。

 秩父でも日光でもクマに会いましたが、奥日光はクマ密度の濃いところですね。きのこ探しにカウベルは必携だと思います。

こんにちは。小生の師匠は熊観察を18年間続けています。
http://www.yokotaworld.com/

すごい写真と映像のサイトですね。
 足尾・日光・尾瀬一帯はクマの濃い山域だと思います。

吉瀬さん、師匠のHPご覧下さりありがとうございます。

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