トラカミキリ

| コメント(0)

 今日もまた、カミキリムシの話です。
 ちょっと怒っています。

 今日は、トラカミキリの仲間が、ブーンと飛んできました。
 忙しく歩いて、サッシのところで立ち止まったまま、膠着していたので、写真に撮り、さてこれはなにトラカミキリか、ネットで調べようとしました。

 ためになるページがたくさんあったのですが(スギノアカネトラカミキリについてのページなど)、この写真の種についての同定にはいたりませんでした。
 もしご存じでしたら、教えて下さい。(と書きましたが後日、オオヨツスジハナカミキリだとご指摘いただきました)

 ところで、イヤな気分になったのは、トラカミキリで検索すると、各種ネットオークションの商品ページが次々にヒットするのです。
 「超レア商品」とか「野外採集品」などとうたっているのもあります。

 なんで、生き物が「商品」なのか。
 とてもやりきれない気分だし、人間はいやな生き物だなと思ってしまいます。

 白籏史朗氏の『山に生きる』(大和書房 ISBN4-479-58006-9 C0312 \1400E)には、尾瀬・至仏山や南アルプス・北岳などで盗掘された高山植物が園芸店やデパートで公然と売られていた事実が書かれています。

 ここにも書きましたが、われわれは野生の生き物から学ぶことこそ山ほどあれ、売買の対象にするなどというのは、自然に対する大きな罪だろうと思うのです。

コメントする

2023年8月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

アーカイブ

カテゴリ