| コメント(0)

 空いた畑を全面的に耕耘。
 枯れ草をボイラで燃して風呂炊き。

とある少年の絵日記

 きょうぼくは山にのぼって、影にであいました。
 「だれだおまえは?」とぼくがいうと、影は、「おまえの影だ」とこたえました。
 「なんだ影か」というと、影はおこりはじめて、「影はなぁ、おまえがやらかした、はずかしいしっぱいやら悪事やら、いろんなことの尻ぬぐいをしているのだ。おれをバカにするとはけしからん。これからおまえとおれは、こうたいだ!  こんどはおまえがおれの影になれ」といいました。
 じぶんひとりの力で生きてきたとかんちがいしていたぼくは、こころから影にあやまりました。
 すると影は、きげんをなおして、これからもがんばって生きていこうぜ、といってくれました。
 これからぼくは、影のことをけっしてわすれずに、生きていこうとおもいました。おわり

コメントする

2023年7月

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

アーカイブ

カテゴリ