空いた畑を全面的に耕耘。
枯れ草をボイラで燃して風呂炊き。
とある少年の絵日記
きょうぼくは山にのぼって、影にであいました。
「だれだおまえは?」とぼくがいうと、影は、「おまえの影だ」とこたえました。
「なんだ影か」というと、影はおこりはじめて、「影はなぁ、おまえがやらかした、はずかしいしっぱいやら悪事やら、いろんなことの尻ぬぐいをしているのだ。おれをバカにするとはけしからん。これからおまえとおれは、こうたいだ! こんどはおまえがおれの影になれ」といいました。
じぶんひとりの力で生きてきたとかんちがいしていたぼくは、こころから影にあやまりました。
すると影は、きげんをなおして、これからもがんばって生きていこうぜ、といってくれました。
これからぼくは、影のことをけっしてわすれずに、生きていこうとおもいました。おわり
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