オオモミジ

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オオモミジ

 雲取山への業務登山から帰宅。
 登山行動は昨日だけだったので、天候に恵まれ、下界より少し早い紅葉をちょっと眺めることができた。

 せっかくの紅葉をちょっと眺めるしかできなかったのは、時間に追われて、気苦労が絶えなかったからだ。
 このオオモミジの紅葉を撮るため一瞬立ち止まるのに、周りの人(特に後続の登山者)に心で平身低頭しなければならなかった。
 山が混んでいたわけではない。
 雲取山荘など、見たことがないほど、閑散としていた。

 登山する前にエライさんの高説を延々聞かされたり、君が代を歌わされたり(もちろん自分は立たず歌わず)、進めとか止まれと言われながら行軍のように登山道を歩くのは、魂の自由を求めて山や渓を彷徨する山歩きの対極である。

 今朝、埼玉県高体連登山専門部長という肩書のエライさんが「今回の登山はパイオニアワークである」とのたまったときには、体育座りしていた自分は思わず、でんぐり返りしそうになった。
 本多勝一氏がこれを聞いたら、20回くらいでんぐり返りするだろう。

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