秩父事件研究顕彰協議会の新サイト構築作業を根詰めしてやっているため、やや欝である。
秩父事件については、1999年にこちらのサイトを作ったのだが、ほとんど更新できずに放置状態である。
このサイトは、故江村栄一氏がインターネットサイトの必要性を力説されていた(江村氏は英語サイトも併設すべきだと言われていた)のに触発され、数日で作ったものだった。
その後、秩父事件研究顕彰協議会でオフィシャルなサイトが作られたので、ほぼその役割を終えたと感じていたものであるが、諸般の都合で同会のサイトが閉鎖もやむなしという状況に立ち至ったため、現状のコンテンツはそのままに、再構築を図っているものである。
いずれどなたかに引き継ぐこともあると思うので、サイトを Movable Type で制御できるようにするつもりだが、なかなか思うようにいかない部分があるのは、やむを得ない。
kurooさんの『面影画』の本ができたそうだ。
おそらく、この世で最も悲しくなる本だと思う。
地震も津波も、人知で回避できるものではなかったと思う。
そのような現実を前にして、われわれにできるのは、残された人々と思いを共有し、奪われた人々(や動物たち)のことを記憶し続けることだろう。
ここに描かれているのは、自分にとって未知の方々だが、私も、その方々の記憶を共有したいと思う。
皆さんもぜひ、どうぞ。
注文・お問い合わせは、同時代社まで。
コメントする