終日、奈良の古寺めぐり。
由緒あるお寺をじっくり拝観すると、かなり疲れるし、一つ一つの仏像の印象が薄れるので、ほんとは一日2ヶ寺くらいにした方がいいと思いますが、この時期はお寺も道路もすいていたので、ちょっと欲張ってしまいました。
上左は新薬師寺。奈良公園の裏手の住宅地の中にあります。
小さなお寺ですが、薬師如来と天平時代の代表的な塑像である十二神将が安置されています。
ここでは、コンピュータグラフィックを駆使して仏像製作当時の色彩を復元したDVDを売っていました。たいへん興味深い。
上右は白毫寺。新薬師寺のすぐ近くの丘の上にあります。
各種の花木がたくさん植えられていて、花の季節に来るとすばらしいだろうと思います。
この日咲いていたのは寒桜。
下左は秋篠寺。西の京近くの住宅街の中にあります。
天平仏の傑作の一つ、伎芸天が有名ですが、十二神将や日光・月光菩薩像などもみごとです。
下右は薬師寺東塔。西の京駅前に広大な境内をもっています。
本堂と西塔、伽藍全体は新しいのですが、東塔は創建当時の姿です。
曲線美のすばらしい薬師如来と日光・月光菩薩像は本堂に安置されています。
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