生島足島神社

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大ケヤキ

生島足島神社


 午後、休みをもらって、国立博物館で開かれている「空海と密教美術展」を見に行った。
 あまり時間がなかったため、駆け足の見学になってしまったが、空海が唐から持ち帰ったものを含む、あまたの密教法具や仏像は、見てよかったと思えるものだった。

 密教系の各種仏像は、教義に即した形であるだけでなく、やはり美術品だと思う。
 仏師の名前はほとんど伝わっていないが、これらの仏像(ほとんどが木造だった)を刻みだした人々の才能は、想像を絶するものがある。

 夜は、瀬音の源流部会。

 写真は、昨日の続きで、上田の生島足島(いくしまたるしま)神社。
 おそらく、前山寺と関係のある塩田平の大きな神社である。

 北条氏・武田氏・真田氏の信仰が篤く、特に、家臣団が武田信玄にあてた大量の血判を伴う起請文は、武田の歴史において大きな意味を持つ。
 内容はいずれも、ほぼカーボンコピーだが、熊野の護符に書かれた、おそらく自筆のものだろう。
 これが、宝物殿のような施設に展示されていた。

 本殿は、堀をめぐらしてあり、境内にはやはり、ケヤキの大木が何本も植えられていた。

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