勉強の毎日が終わったので、ごちゃごちゃになった頭をフォーマットしに、大峰山脈を歩いてきた。
金曜日に、行者還トンネル西口から入山し、弥山を経て楊子ヶ宿避難小屋泊。
土曜日は、仏生ヶ岳・釈迦ヶ岳・大日岳を経て、前鬼・小仲坊泊。
今朝、小仲坊からゲートまで歩いて、15時間のドライブで帰宅した。
大峰山脈は、先日歩いた八ヶ岳と好対象の山だ。
山脈のスケールはほぼ同等か、大峰の方が大きいが、標高は八ヶ岳が勝る。
標高が低く、南に位置している故に、大峰には森林限界を越えるピークはなく、ほぼ全山が樹林に覆われている。
岩場などのスケールはほぼ同等だが、樹林に覆われているぶん、大峰の方がはるかに見ごたえがある。
大峰も、苔むした樹林帯は八ヶ岳と似ており、八経ヶ岳あたりは縞枯現象も見ることができる。
登山者数は圧倒的に八ヶ岳が多く、大峰を歩いていて、一日に出会う登山者は数人に満たないことも多い。
できれば、なんども大峰を歩きたいものだが、いかんせん遠くて、ちょくちょく出かけることはむずかしい。
写真は、今朝の前鬼川・不動七重滝。
滝そのものも立派だが、屹立する岩壁と岩を割ってそびえる針葉樹のおりなす光景は、これぞ日本の渓流という感じがする。
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