早起きをして、越生から四寸道を通って高山不動にお参りしてきた。
この道は、18年前に吾野側から歩いたことがあるのだが、その時は最後の詰めが甘く、ヤブこぎで下山したのだった。
黒山の熊野神社前から歩き始めて、横吹峠が四寸道の入口だ。
山腹のトラバースが多いので、歩くぶんにはらくなコースだ。
越生と吾野を分ける稜線に上がれば、高山不動の奥の院(関八州見晴台)はすぐだった。
高山不動の不動堂はとても立派な建物だ。
この間、竹寺・子の権現・慈光寺・高山不動と、奥武蔵の山上寺院めぐりを続けてきた。
わかったのはそのいずれもが、かつて修験寺院だったということだ。
奥武蔵一帯は、両神山や三峰周辺とは異なり、さほど険しい山岳地帯ではない。
このあたりは、関東平野とも遠くない穏やかな山里だ。
奥山と比べれば農業の占める比重の重い、山地農村の暮らしと結びついた里山修験が存在したのかも知れない。
今回は間野に下りるのではなく、三社峠を越えて三社に下りた。
早く下山できたので、日没まで農作業。
枯れ草燃しの続きと、冬まき菜っぱ予定地の耕耘。
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