赤大豆(未選別)

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赤大豆(未選別)

 南岸低気圧が機関銃のように発生しては通り過ぎていくので、ずっと雨模様の日が続いている。
 畑の農作業も、しばらく手持ちぶさたになる。

 タマネギ苗は結局、さらに50本追加した。
 店頭に出ているタマネギ価格の安さと言ったら、全く、冗談ではない。

 タマネギを作るにはまず、9月初旬に種のまき床を入念に準備する。
 9月10日前後に種をまき、わらをかけて防乾に努める。もちろん、必要に応じて灌水する。
 芽が出てきたら、小苗が雑草に負けないよう、数度に渡って除草する。

 10月下旬に畑を準備する。
 石灰と肥料を散布して耕耘し、うねを立てて穴あきマルチを敷く。
 マルチが風でまくれないよう、なるべく丁寧に作業する。

 11月上旬ころに苗を植える。
 深植えすると玉が太らないので、浅く植えて根元を指で押し固める。これにはコツがあって、へたな植え方だと、タマネギにならない。

 2月ころに追肥。
 3月が過ぎて玉が太り始めればようやく、ものになる見通しがつき、収穫は6月ごろとなる。
 これだけの手間を掛けて、小売価格が20から30円くらいなら、売ったりしない方が、自分のプライドに傷がつかないだろう。

 畑から赤大豆を抜いてきて、手で脱穀。
 屋内にしまい込めば、多少天気が悪くてもずいぶん乾いてくれる。
 大豆は、脱穀して殻から実をとりだし、さらに虫食いをはじき出してようやく、食用になる。
 これを売る気にはならない。

 夜が長いので、自宅での作業が多い。

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