アイカワタケ

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OLYMPUS E-510+14-54mm F10.0 1/2.5 ISO100

 午前中は、荒川水系渓流保存会の飼育池で作業。

 この会は、埼玉県荒川源流域に生息する在来イワナの保護が最終的な目的である。
 イワナは、秩父漁業協同組合が漁業権を持つ魚である(従って増殖義務を負う)が、漁協は在来イワナの保護を義務づけられてはいない。
 在来イワナ保護とは、奥秩父の生態系保護のの一環であるが、行政は従来から、この問題に全く手を拱いている。
 数年前まで埼玉県は、水産試験場において在来イワナを飼育していたが、現在はその仕事からも手を引いてしまった。

 現状では、本会などが、社会的なアピールや在来種苗の飼育などを細々と行っているに過ぎない。
 在来イワナが絶滅すれば、一時的に注目されるかも知れないが、そうなってはもう、取り返しがつかない。

 人手の点でも経済的にも苦しい活動だが、なんとかして続けていきたい。

 午後は、田んぼの畦刈り。
 秋田では稲刈りを前にして、きれいに刈られた畦をたくさん見てきた。
 来週か再来週にはこちらでも稲刈りとなる。
 雨が降り出す前に、一通り刈ることができてほっとした。

 写真は、飼育池近くで見たアイカワタケ。

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