OLYMPUS E-510+14-54mm F9.0 1/2.5 ISO100 EV+0.7
朝から雨模様ではあるが、まだ本格的な降りにはなっていない。
山間部に住まいしているので、台風が近づくと、不安になる。
「きのこつれづれ記」に秋田・白岩岳のヒバ・ブナ林を追加。
ここでは、日本一と称する巨ブナを見た。
現地はヒバ(アスナロ)の森だが、ミズナラやブナの大木が混じっている。
その中で、このブナは特に巨大な個体だった。
根ぎわや主幹はさほどでないが、地上約2メートルあたりの幹は迫力があった。
秋田の巨樹写真を堪能させていただきました。
「和賀山塊・緑の魔界」と称して、2006年3月でしょうか、NHKで特別番組が放映されました。この白岩岳の巨ブナも1年間かけて撮影したようで、NHKの時間と費用を惜しみなく費やす撮影に驚いたものです。私も、5年ほど以前に一人で会いに出かけました。この巨ブナの周囲だけはヒバの幼木もなく、ブナの霊気に包まれていましたことを覚えています。こんな姿形に成長したのは、かつての薪炭用材であったためでしょうか。
まだ見る機会がありませんが、象潟の「あがりこ大王」もこんな形をしているようですね。
白岩岳は薪炭採取に行くには、里からちょっと遠いような気がします。地元の方からは、抱返渓谷の急斜面上にあるため、伐採を免れたという説明を聞きました。
この近くにクリの巨木があるそうですが、そちらは探しそびれました。