「政府が19日に特例承認した新型コロナウイルス向けの治療薬「抗体カクテル療法」に関し、国の調達予定が20万回分ほどで、そのうち7万回分程度をすでに確保したことが分かった(日経新聞)。
総理大臣がワクチン(感染予防)とともに、発症者に対する治療の決め手だと何度も言っていた「抗体カクテル療法」は現状、20万回分しか調達されない。この希少な薬を、誰に使うのだろうか。
さらに今のところコロナは2類相当なので、治療に自己負担は発生しないが、厚労省はコロナを5類へ格下げを検討している(佐賀新聞)。これが実現すると、この治療には「1回で4万円以上かかることは確実」(東洋経済)らしいので、特権階級御用達になる可能性が高いと愚考する。
コメントする