「日本文化」

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シャラの樹肌

 朝、少しの時間を作って自然薯掘り。
 退勤後、落ち葉かき5袋。

 これから集めるのは、落ち葉堆肥第2次分の材料である。
 コーランを使うから、速成堆肥ではあるが、一回作るのに2ヶ月はかかる。
 落ち葉を集めるのも、仕込むのも、切り返しも、すべて重労働である。
 今はまだ暖かいからいいが、北からの強風が吹きすぎる中で、落ち葉を集めるのはたいへんだ。

 こういうことをしている人は、今やほとんどいないが、これが日本の百姓のやり方である。
 過日のスピーチ「秩父山里生活記」では、日本列島における、1万年になんなんとする、人間の生活の知恵の総体が「日本文化」なのであると強弁した。

 「日本文化」の核心を捨てることこそ、反「日本」的な所業にほかならないのだが、「愛国心」を説くような連中が「農業など、もうよろしいんじゃないでしょうか?」などと口走るのだから、論理矛盾も甚だしい。

 写真は、一昨日、奈良倉山で見たナツツバキの樹肌。

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