気が向いたら、畑

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 軽トラのタイヤ交換。
 しくじって、ホイールナットとボルトの山を潰してしまった。
 最初にレンチを蹴ったのがいけなかったのかも。

 大豆摘みの続き。
 トンネルのサニーレタスなどに潅水。
 晴天続きにもほどがあるというほど、晴れの日が続いてチト困っている。

 内田樹という人が日本列島をどう守るか 過疎化に"100万人の引きこもり"が役立つワケという文章を書いている。

 この中で内田樹氏は、100万人の「引きこもり」に山里へ引きこもってもらうことで、地域を守ることができると述べている。「部屋にこもって1日中ゲームやっていても、ネットをしていても」いいそうだ。
 「気が向いたら、畑を耕して野菜だって作れる」らしい。

 引きこもることしかできない彼らでも里山の「歩哨」たりえるのだという言説のバックボーンにはまず、引きこもっている人々を「現状、社会の役に立っていない」と見下す意識がある。

 内田氏は、共同体を維持するための、祭りを始めとする各種地域活動や、獣害防止のためのハンターの活動や、厳重な防獣バリケードを築いて畑仕事をする労苦など、何も知っていない。
 「気が向いたら、畑」。人をこれほど絶望させる言葉に出会ったのは、久しぶりだ。

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