トランプ大統領は先日来、対話は時間の無駄だと述べ、対話を継続しようとするティラーソン国務長官が大統領をバカ呼ばわりしたとか、トランプがどっちがバカか「IQ比べ」を提案したとか、わけがわからなくなりつつあるが、要は、対話による解決を模索するティラーソンに対し、トランプにはその気が全くないという状況である。
安倍晋三氏は、北との対話は意味がないと主張し続けており、もちろん、トランプに対して、「圧力」のみならず武力攻撃をも煽ったはずである。
12月にアメリカが北朝鮮を攻撃するという説もあり、ここ数日の安倍氏とトランプの発言を見れば、あながちガセとも言い切れない。
軍事攻撃によって北朝鮮を壊滅させることは可能だろう。
韓国と「日本」に犠牲を強いることなくそれができるならば、多くの人がその選択を是とするだろう。
だが現実問題として、それは不可能だ。
「通常兵器(による攻撃)の最初の30分でソウルの1000万人が死なない、という方程式の一部を誰かが解くまでは軍事的解決はない」と述べたバノン首席戦略官は、解任された。
バノン解任の意味は、その方程式が解けなくても、軍事的選択肢がありうるということではないのか。
これは煽り記事だと思うが、北朝鮮が先制攻撃を検討しているという情報もある。
アメリカに先制攻撃されれば100パーセント壊滅する北朝鮮は、先制攻撃により日米韓の軍事的戦略を粉砕し、「日本」の「本土決戦」同様のゲリラ戦に持ち込むことに一縷の望みを託さざるをえない。
とすれば必要なのは、真珠湾攻撃である。
横田・横須賀・岩国・嘉手納・普天間あたりが、そのターゲットとなる。
どちらが先に攻撃するにせよ、結果は似たようなことになる。
安倍氏や天皇一家あたりは戦争が始まればただちにシェルターに逃げ込む。
安倍氏は相変わらず、シェルターの中で強気の発言を続けるだろう。
北朝鮮の敗北は必至であるが、韓国・日本の犠牲も避けられない。
安倍氏は、「日米同盟のおかげで犠牲は最小限にとどめることができました」と、シェルターの中で胸を張るだろう。
生き残った「日本」人は、「日米同盟のおかげで自分は生き残ることができた」と、安部・トランプ両氏に感謝するだろう。
戦争が起きなければ、犠牲はゼロですむのだが、沖縄や福島が犠牲になるならばヨシとするのが、「日本」人なのだから。
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